ターボキャッシュ機能を内蔵した「GeForce 6200 with TurboCache」搭載PCI ExpressビデオカードのデモがTWOTOP秋葉原本店で始まった。AOpenの製品で、64MBメモリを搭載する。また、俺コンハウスでは16MBメモリ搭載モデルを展示中だ。
ターボキャッシュ機能とは、ビデオカード上のローカルメモリをキャッシュとしてのみ利用し、ビデオメモリをPCのメインメモリに割り当てる技術。これまでにも同様の技術としてUMAが利用されてきたが、これらがBIOSなどOS起動前に設定してあらかじめエリアを確保しておく必要があるのに対し、ターボキャッシュは特にこれがなく、PC動作中に必要な分だけ最大128MBのビデオメモリ領域を動的に確保する。
従来のターボキャッシュなしのGeForce 6200よりスピードが落ちることが予想されるものの、低価格なエントリーレベルのPCI Express対応ビデオカードとして注目されそうだ。
TWOTOP秋葉原本店によると、64MB版の「PCX6200TC-DV64」は2005年1月上旬入荷予定で、予価は10,000円前後。俺コンハウスとTWOTOP秋葉原本店ともに、16MB版の「PCX6200TC-DV16」は2005年1月中旬入荷予定で、予価は8,000円前後。
□NVIDIA TurboCache技術/GeForce 6200(NVIDIA)
http://jp.nvidia.com/page/turbocache.html
http://www.nvidia.com/page/geforce_6200.html
□エーオープンジャパン
http://aopen.jp/
| (AOpen PCX6200TC) |
[撮影協力: TWOTOP秋葉原本店と俺コンハウス]