IEEE 802.11b準拠の通信方式を採用することで使用可能範囲を30mにまで広げたというワイヤレス光学式マウス「M-D6URシリーズ」がエレコムから発売された。本体カラーはアイボリーブラック、オーシャンブルー、エレガントワイン、クリスタルシルバーの4タイプで実売価格は各5,980円~6,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
普及タイプのワイヤレスマウスはマウス-レシーバ間の通信可能距離が1m前後の製品が一般的。Bluetooth採用製品でも10m程度だが、「M-D6URシリーズ」はIEEE 802.11bに準拠したDS-SS(直接拡散)方式の無線通信を用いることで最大約30m(見通し距離)まで伸ばしているのが特徴だ。
ただし、30mという数字は木製デスクなど非磁性体の上で使用した場合のもので、スチール製デスクなどの磁性体上では約10mになるという。
マウス本体の主な仕様は、ボタン数3(左右ボタン、ホイールボタン)、分解能800カウント、サイズが幅50.7×高さ30.4×奥行き85mm。電源は単4形乾電池2本で、連続作動時間はアルカリ電池使用時で約30時間。
レシーバはUSB 1.1接続のスティックタイプで、マウス本体の後部に収納することが可能。レシーバを収納するか、3ボタンを同時に長押しすることで電源をOFFにできる。
□M-D6UR(エレコム)
http://www2.elecom.co.jp/peripheral/mouse/m-d6ur/
| (エレコム M-D6UR) |
[撮影協力:テクノハウス東映]