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【パッケージ】 | 【マーキング】 |
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【スペック】 | 【実売は11万円台】 |
FSB 1,066MHzに対応したPentium 4 Extreme Editionで最新モデルの3.73GHzが発売となった。既存の3.46GHzモデルと同様にLGA775に対応するが、製造プロセスが90nmになり3次キャッシュが省略されるなどの仕様変更がなされている。
実売価格は109,700円~119,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●L2は512KBから2MBに
FSB 1,066MHz対応のExtreme Editionとしては、2004年11月に発売された3.46GHzに続いてこの3.73GHzが2モデル目。製造プロセスルールが0.13μmから90nmに変更となり、2次キャッシュが512KBから2MBに増加したのが主な強化点だ。ただし、これまでExtreme Editionの特徴となっていた2MBの3次キャッシュは省略されている。
また、新たにセキュリティ機能のNX bit(Execute-Disable Bit)やEM64Tを搭載したことで、FSBを除いた主要スペックはプロセッサ・ナンバ600番台のPentium 4とほぼ同様になった。なお、拡張版Intel SpeedStepテクノロジは搭載していない。最大動作電圧は1.4V。
●Pentium 4最高峰モデル
キャッシュ構成が変更されたことでPentium 4と比較しての優位性がやや下がった新Extreme Editionだが、やはりFSB 1,066MHzをサポートするのは大きな魅力。今回の3.73GHzは動作クロックでもPentium 4最高峰となるだけに、ハイエンド志向のユーザーを中心に注目を集めるのは間違いない。
□Pentium 4 Extreme Edition(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/pentium4HTXE/
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【2005年2月19日】EM64TやEIST搭載の新型Pentium 4 6xxが登場、全4モデル
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050219/etc_600.html
【2004年11月20日】FSB 1,066MHzのPentium 4 Extreme Edition 3.46GHzが発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20041120/etc_p446.html
| (Intel Pentium 4 Extreme Edition) |
[撮影協力:LAOX THE COMPUTER館とカクタソフマップ]