PC自作キットの新製品 2005年4月2日号
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【PC自作キットの新製品】
メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

PC自作キット
|Tranquil T2e P Mobile Matt Black
(Socket 479M対応PC自作キット,デスクトップ型
 ,i855GM,VGA,6ch Sound,1000Base-T LAN,PCI2
 ,Mini-AGP1,DDR DIMM1,黒色,ファンレス)
104,800オリオスペック
|Tranquil T2e SP Matt Black
(C3 1.3GHzオンボードPC自作キット,デスクトップ型
 ,CN400,VGA,6ch Sound,LAN,PCI2,DDR DIMM1,黒色
 ,ファンレス)
99,800オリオスペック
写真写真
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  Pentium MまたはC3に対応したファンレス、かつAV志向のデスクトップPC自作キット。メーカーはTranquil。

 CPUの熱をヒートパイプで筐体に逃がすことでファンレスを実現している製品で、筐体左側面は放熱用のヒートシンクが作り込まれている。このサイズの製品としては拡張性が高いのも特徴で、ライザーカードを介した通常サイズのPCIスロット×2が利用可能で、ドライブベイも3.5インチHDD×2と薄型光学ドライブ×1(スロットインドライブ専用)を備えている。電源は80WのACアダプタで、付属金具を使うことで1Uラックマウントケースとしても利用可能。デザイン面では、フロントパネルに貼り込まれた肉厚アクリル板が青色LEDで光る、というギミックを備える。

 発売されたラインナップは、COMMELL LV-671NSMAを採用したPentium M対応モデルと、VIA EPIA-SP 13000を採用したC3オンボードモデルの2タイプ。後者はCPU冷却用ヒートパイプが予め作りつけられているが、前者についてはCPU取付け後に付属のヒートパイプを購入者が取付ける必要がある。なお、ファンレスで利用できるPentium Mのグレードについては、「LV-671で利用できる(FSB 400MHzの)Pentium Mであればどれでも大丈夫、と聞いている」(オリオスペック)とのこと。

 主なオンボードデバイスと拡張スロットは、Pentium MモデルがVGA、6chサウンド、1000Base-T LAN、PCI×2、Mini-AGP1、DDR DIMM1で、C3モデルがVGA、6chサウンド、LAN、PCI×2、DDR DIMM1。

 CPUの放熱を筐体で行う、というPC自作キットはこのほかにも複数発売されているが、CPUオンボードの製品がほとんどで、CPUを交換できる製品は珍しい。

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[撮影協力:オリオスペック]


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