【 2005年4月29日号 】
	高品質自作アルミPCケースの改良版「SMART FLEX Ver.2」発売

　カスタマイズ性や品質の高さをウリにしたグロウアップ・ジャパンのアルミ製ミドルタワーケース自作キットの新モデル「SMART FLEX Ver.2」がUSER'S SIDE本店で販売開始となった。実売価格は標準タイプが64,800円、筐体奥行きが長いエクステンドタイプが69,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。各タイプとも本体色はブラックとシルバーが用意されている。

　「SMART FLEX Ver.2」は初代「SMART FLEX」の廉価版にもあたるモデルで、加工精度や剛性の高さなどはそのままに、部材変更などによって初代（105,000円）から大幅なコストダウンを実現しているのが最大の特徴。5インチベイのカバーはアルミ製から透明のアクリル製に変わったが、シルバーカラーのアルミ筐体ともよくマッチしており、むしろデザイン的にはこちらが好みという人も居そうだ。なお、アクリルパネルはオプションでホワイトとレッドのタイプが今後発売される予定になっている。

　フロントパネルやドライブベイの構成など、自在なカスタマイズを可能にする多数のオプションパーツが用意されているのも従来どおり。今回は水冷キットや照明パーツ向けの穴開け、切断といった加工サービスも行なう予定としている。

　筐体サイズは標準タイプが幅240×高さ466×奥行き440mm、エクステンドタイプが幅240×高さ466×奥行き590mmで、いずれもフォームファクタはE-ATX。フロントパネルには5インチベイ4基が見えるが、標準で使えるのは1基のみで他を使用するにはオプションの追加ベイが必要になる。なお、「発売記念版」には外部アクセスポート（USB×2、IEEE 1394×2）が付属するという。

　同店では28日(木)～5月8日(日)の期間、「SMART FLEX Ver.2」と星野金属やアビーのアルミ製PCケースを比較するというデモを実施。実際に10,000rpmのHDD 3台やケースファンを搭載し、「箱の基本性能」を探るという。国産PCケースの対決とあってこちらも注目を集めそうだ。

□SMART FLEX Ver.2（USER'S SIDE）
http://www.users-side.co.jp/shopping/smart_flex2.php
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（グロウアップ・ジャパン SMART FLEX Ver.2）

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

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