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【Smithfield】 | 【デモ風景】 |
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【4つ見えるCPU】 | 【デモ機】 |
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【ついに登場】 | 【i945搭載M/B】 |
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【CPUクーラー】 | 【D945GNT/D945PSN】 |
「Smithfield」の開発コードネームで呼ばれるIntelのデュアルコアCPUがついにアキバにお目見えした。一部のショップがサンプルによるデモを始めたもので、デモでは未発表チップセットを搭載したマザーボードも使われている。
ドスパラ アキバ店はPentium Extreme Edition 840を、ZOA秋葉原本店はHyper-Threading Technology(HT)非搭載で未発表の「Pentium D 820」を、それぞれIntel製マザーボードに組み込み動作デモを実施中。製品の入荷時期や価格は両ショップとも未定としている。
●計4つに見えるCPU
Pentium Extreme EditionとPentium Dは「デュアルコアCPU」という名の通りCPUコアを2つ搭載する製品。両者で主に異なるのはHTの有無で、HTを搭載する上位モデルのPentium Extreme Editionは4つの論理CPUによるマルチスレッド処理が行なえるというハイスペックがウリだ。ドスパラ アキバ店のデモ機でも「Windowsタスクマネージャ」の画面などで4つのCPU情報が表示されているのが確認できる。
Pentium Extreme Edition 840の主なスペックは動作クロック3.2GHz、FSB 800MHz、2次キャッシュ容量1MB(1CPUコア当たり)。CPUソケットは現行のLGA775に対応しており、4月末には対応チップセットのi955Xを搭載したマザーボード「P5WD2 Premium」がASUSから発売されている。
●Pentium D + i945 M/B環境
Pentium Dは製品発表はまだだが、Intelの開発者向けイベントなどの席でもHTを搭載しないなどのスペックが公表されており、その存在を知るユーザーも多いだろう。ZOA秋葉原本店がデモを行なっているのは動作クロック2.8GHzの820(同店は「Pentium 4 820」と表示している)で、こちらもWindows上でデュアルCPUとして認識されているのが分かる。
なおZOA秋葉原本店のデモで使われているマザーボードは、基板に「D945GNT」「D945PSN」などの文字がプリントされたIntel純正品。型番から推測すると、未発表チップセットのi945シリーズと思われる。
□Pentium Extreme Edition(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/pentiumXE/
□関連記事
【2005年4月21日】ベールを脱いだデュアルコアCPU「Pentium Extreme Edition 840」【後編】(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0421/tawada49.htm
【2005年4月19日】ベールを脱いだデュアルコアCPU「Pentium Extreme Edition 840」【中編】(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0419/tawada48.htm
【2005年4月14日】ベールを脱いだデュアルコアCPU「Pentium Extreme Edition 840」【前編】(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0414/tawada47.htm
| (Intel Pentium Extreme Edition) |
| (Intel Pentium D) |
[撮影協力:ドスパラ アキバ店とZOA秋葉原本店]