LAN経由で電源のON/OFFができるというユニークな扇風機をPS/PLAZA WAKAMATSUがデモ中だ。LANコネクタサイズのLantronix製超小型サーバ「XPort」などのパーツを用いて同店が自作したもので、パーツの販売も行なっている。
同店が「インターネット扇風機!?」とPOPで紹介しているこのアイテムは、市販の小型扇風機に「XPort」や電源制御基板などを組み合わせた言わば“LAN扇風機”。クライアントとなるPCからWebブラウザで「XPort」にアクセスして、扇風機の電源をON/OFFすることができる。電源入出力ポートは一般的な2極コンセント(AC100V)なので、扇風機に限らず様々な機器が接続可能だ。
同店では自作に必要な「XPortベースキット」(9,200円)や「XPort ACコントロールキット」(2,480円)、「XPortベースキット接続ケーブル」(367円)などを販売しており、これらのほかAC電源ケーブルや扇風機などが必要になる。また、キットは基板やチップ、抵抗などのパーツがセットになったもので、組み立てにははんだ付けが必要だ。
PCと連携した機器の自作は敷居が高いイメージがあるが、こうした既製のキットを用いれば比較的簡単に作ることができる。ありふれたUSBアイテムに飽きたという人は、今回のようなオリジナルアイテムの自作にチャレンジしてみてはどうだろう。
□XPort(日本ラントロニクス)
http://www.lantronix.com/lang/jp/products/ds_xport.shtml
| (Lantronix Xport) |
[撮影協力:PS/PLAZA WAKAMATSU]