水冷システムを採用したBTO可能なショップブランドPCの販売がオリオスペックでスタートした。製品はオリジナルPC「Liquid-Cool Silent for LGA775」で、価格はi915P搭載マザーボード、Pentium 4 530J、512MBメモリ、GeForce 6600 GT搭載ビデオカード、160GB HDDなどを搭載した標準仕様モデルが182,700円。
このPCのウリはラジエーターやポンプ、CPU/チップセット/ビデオチップ冷却ヘッドなどの水冷パーツ一式をあらかじめ組み込んでいる点だ。冷却液が注入済みで製品納入後にすぐ使用できるのはもちろんだが、既製の水冷キットを採用するのではなく、単品のパーツを同店が組み合わせて冷却システムを構成しているのも特徴で、CPUやビデオカードのアップグレードに合わせてユーザーが冷却ヘッドを部分的に交換するといったこともできる。水冷クーラーの初級者でも手を煩わせることなく、自由度の高い水冷システムが入手できるのは大きな魅力だ。
CPUやビデオカードなどのパーツの選択肢には、Pentium 4 660やRADEON X850 XT搭載カードといったハイエンドなものも用意されており、もちろん冷却ヘッドもパーツに対応したものに自動的に変更される。パーツに合った冷却ヘッドを探す手間が省けるのもBTOのメリットだ。
筐体はNexus製ミドルタワーケース「Breeze」を採用。フロントの5インチベイには冷却液タンクや吸気パネルが内蔵される。なお、筐体には穴開け加工が施されるとのこと。
□Liquid-Cool Silent for LGA775(オリオスペック)
http://www.oliospec.com/windows/index_wcpc775.html
| (AKIBA PC eArena) |
[撮影協力:オリオスペック]