フィンの中に12cmファンを内蔵するという変わった構造をしたTuniqのLGA775、Socket 478/754/939/940対応CPUクーラー「Tower 120」のサンプルを高速電脳が展示中だ。製品は来週発売予定で、予価は5,980円。
幅131×高さ108×奥行き153mmという巨大なフィンがまず目を引くこの「Tower 120」だが、注目すべきはその構造。フィンの中心に大きく長方形の穴が開いており、ここに付属の12cmファンをカセットのように挿し込んで使うというユニークなものだ。外からは内蔵ファンがフィンに隠れて見えなくなるため、ファンレスタイプのように見える。
また、高い冷却性能をうたう点も特徴。Pentium 4 560J(3.60GHz)とベンチマークソフト「Prime 95」を用いた同社のテストでは、CPU温度がリテールパッケージ品付属クーラーでは67℃だったのに対し、「Tower 120」ではファン回転数2,000prm時で46℃に下げることができたとしている。4.3GHzにオーバークロックした場合も59℃に抑えられるという。
本体重量は798g(ファン除く)。ファンは回転数1,000~2,000rpm、ノイズレベル20~34dBで、付属するブラケットタイプのファンコントローラで回転数を調整できる。
□Tower 120(Tuniq)
http://www.tuniq.com.tw/Cooler%20Info/Tower-120.htm
![](../../earena_p.gif) | (Tuniq Tower 120) |
[撮影協力:高速電脳]