ヒートシンクタイプの筐体で放熱するGENIUS POWER TECHNOLOGY製ファンレスMini-ITXケース3機種のサンプルをオリオスペックが展示中だ。製品は9月上旬入荷予定で、予価は「GD-L01」が36,800円、「GS-L01」が27,800円、「GS-L02」が25,800円。
3機種とも120Wの外付けACアダプタを電源として用いるMini-ITXフォームファクタのPCケースで、放熱効果のある小型筐体やCPUの熱を筐体に逃がすヒートパイプなどを用いることでファンレスを実現。動作可能な室温は最大36℃とされている。
3機種中で最も大型の「GD-L01」(幅370×高さ52.8×奥行き308mm)は拡張性の高さが特徴。薄型光学ドライブ×1、3.5インチシャドウ×2(1基は薄型HDDのみ対応)、2.5インチシャドウ×1の豊富なドライブベイを備えるほか、背面には拡張カード用スロットが1基用意されている。
共に同じ筐体サイズの「GS-L01」と「GS-L02」(幅216×高さ52.8×奥行き308mm)で主に異なるのはドライブベイの構成。「GS-L01」は薄型光学ドライブ×1と2.5インチシャドウ×1を、「GS-L02」は3.5インチシャドウ×1を備えている。「GS-L01」はデバイスをケーブルレスで接続できるコネクタをドライブベイに装備しているのが特徴だ。
サーバー向けとされている「GS-L02」は、電源LEDとHDDアクセスLEDのみを備えたシンプルなフロントパネルを装備。電源やリセットの操作を行なうスイッチは用意されておらず、これらはBIOSの機能によるキーボードスイッチを用いたり、マザーボード上のピンヘッダをショートさせたりして行なうことになる。
□GD-L01/GS-L01/GS-L02(GENIUS POWER TECHNOLOGY)
http://www.genius-pc.com/pro_01.html
http://www.genius-pc.com/pro_02.html
http://www.genius-pc.com/pro_03.html
| (GENIUS PC製品) |
[撮影協力:オリオスペック]