文字やアイコンで様々な情報表示が可能なVFDをフロントパネルに内蔵したi915Gチップセット搭載LGA775対応キューブタイプPC自作キット「SB83G5M」がShuttleから登場した。実売価格は40,980円~49,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「SB83G5M」の見た目は同社の既存モデル「SB77G5」のフロントパネルをミラータイプに変えただけのようだが、実はフロントパネル下部にVFDを内蔵し、さらにWindows XP Media Center Edition 2005にも対応するというAV機能に特化した新モデル。ミラーパネルがかもし出す高級感はもちろん、VFD部分がマジックミラーのようになっており、電源を入れると画面が浮かび上がるというあたりもミニコンポやDVDレコーダーのようでなかなかスタイリッシュだ。
VFDは日時や曜日、ファン回転数、CPU/システム温度などのほか、DVD-Videoや音楽の再生などAV機能の使用時には機能に応じた表示が可能。例えばTV視聴時にはTVマークのアイコンが表示され、視聴中のチャンネルと音量が確認できる。なお、TVチューナーカードやワイヤレスリモコンは付属していない。
スロット数はPCI Express x16×1、PCI×1、DIMM×2(DDR400、最大2GB)。主な機能としてVGA、Gigabit Ethernet、Serial ATA、IEEE 1394、6チャネルサウンドを装備している。
筐体はサイズが高さ185×幅200×奥行き310mm、ドライブベイ数が5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×1。電源は容量250Wの同社製「Silent X 250W」を搭載している。
□SB83G5M(Shuttle)
http://global.shuttle.com/Product/Barebone/SB83G5M.asp
| (Shuttle SB83G5M) |
[撮影協力:パソコンショップ アーク]