玄人志向から、入力からディスプレイへの表示遅延が最小で0.07秒というUSB接続TVキャプチャユニット「KRTV-AGB/U2」が発売になった。USB接続ながら表示遅延が少なく、ゲーム機の映像をPCのディスプレイに表示させても快適に遊べるという。実売価格は10,447円~11,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
この表示遅延を短縮させているのは「GameBridge」という技術で、開発したのは意外にもSCSI RAIDカードなどストレージ分野の製品で知られるアダプテック。実は製品自体も同社のもので、玄人志向へはOEM供給というかたちで出荷されている。
技術の詳細は明らかにされていないが、米国のInnovations 2006 Design and Engineering Showcase honoreeの電子ゲームカテゴリで賞を受賞した実績もあるという。PlayStation2やXboxなどのゲーム機をPCの画面に出してキャプチャしながら遊ぶといった用途に使えそうだ。
TVチューナーは小型のシリコンチューナーを採用。動画はフトウェアエンコードで、MPEG-1/2形式の記録が可能。USBのバスパワーで動作し、付属のリモコンでの操作もできる。
なお、T-ZONE. PC DIY SHOPでは実際にゲーム機を接続してデモを行っている。
□KRTV-AGB/U2(玄人志向)
http://www.kuroutoshikou.com/products/tvcuner/krtv-agb_u2fset.html
□アダプテックがGameBridgeテクノロジ搭載超小型TVチューナユニットを「玄人志向」ブランド向けにOEM出荷開始(アダプテックジャパン)
http://www.adaptec.co.jp/news/pr051122.html
| (玄人志向 KRTV-AGB/U2) |
[撮影協力:クレバリー1号店]