PCI Express x1とPCIの2つの拡張スロットを使用する業務用途向けのノンリニアビデオ編集システム「VELXUS 300」がカノープスから登場した。実売価格は187,780円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「VELXUS 300」はHDV(1080i/720p)やDVCAMなどの映像ファイルの編集やキャプチャが行なえる業務用途向けのビデオ編集システムカード。IEEE 1394ポートやS-Video、コンポジットビデオの端子などを備えたPCI Express x1接続の「メインボード」と、コンポーネント出力(BNC端子)を行なうPCI接続の「エクスパンションボード」の2枚で構成される。
キャプチャ可能形式はAVI(DV、Canopus Lossless、Canopus HQ他)とHDV(1080i、720p)。入出力ファイルとしてCanopus DV/HQ/Lossless、Quick Time、MPEG-1/2などをサポートするほか、DVD-Video形式でのDVDメディアへの直接書き出しにも対応している。
ビデオ編集ソフトは同社製の「EDIUS Pro 3」が付属している。主な付属品はIEEE 1394ケーブル、ビデオ変換ケーブル、ソフトウェアCD-ROM。
今回の製品は業務用の高価なモデルで、拡張スロットもPCIとPCI Express x1を併用する特殊な仕様になっているが、PCユーザーとしては同社の個人向けTVキャプチャカードなどでPCI Express x1対応製品が発売されるのを期待したいところだ。
□VELXUS300(カノープス)
http://www.canopus.co.jp/catalog/velxus/velxus300_index.htm
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| (カノープス VELXUS300) |
[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店]