デスクトップPC向けのi975Xチップセットを搭載しながらYonahに対応するというAOpen製ATXマザーボード「i975Xa-YDG」のサンプルがTWOTOP秋葉原本店で展示中だ。製品版の入荷予定時期は2月中旬で、価格は未定。
i975Xは本来Pentium DやPentium 4などのデスクトップPC向けCPUに対応したチップセットだが、そのi975XとICH7を搭載する「i975Xa-YDG」は、Intelの最新モバイル向けCPUであるYonahこと「Core Duo」に対応するというユニークな製品だ。
基板上には「mPGA479M」の名称が刻印されたCPUソケットを搭載。同店所有のスペックシートでも対応CPUは「Socket 479 Intel Pentium-M」とされているが、その後ろには括弧書きで「Yonah」と追記されている。
スロットはPCI Express x16×2、PCI Express x1×1、PCI×2、DIMM×4(DDR2 667、最大4GB)を装備。製品情報が公開されていないため正確にはわからないが、i975Xを搭載していることから2基のPCI Express x16スロットを使ったCrossFire動作にも対応している可能性がある。そうなれば、CrossFire対応マザーボードの新たな選択肢としても注目されるのは間違いない。
主な搭載機能はLAN、Serial ATA(4ポート)、IEEE 1394、7.1チャネルサウンド。I/Oパネルには外部接続用のSerial ATAポートも用意されている。
□AOpen
http://www.aopen.com/
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| (AOpen i975Xa-YDG) |
[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店]