米Futuremarkが現地時間18日(水)に公開した3Dグラフィックスベンチマークソフトの最新版「3DMark06」のデモが複数ショップの店頭で始まった。
前バージョン「3DMark05」との主な違いはShader Model 3.0に対応したグラフィックステストが追加された点と、CPUテストがマルチスレッド処理能力を重視した新しいものに変更された点。シーンの内容は前バージョンをほぼそのまま流用しているため、見た目で際立った新鮮さはあまり感じられない。
ただ、シーン表示時の光源を増やすことなどによって負荷が上げられており、プログラムの動作は3DMark05よりもかなり重くなっている。BLESS 秋葉原本店はAthlon 64 FX-60、Leadtek製GeForce 7800 GTX搭載ビデオカード「WinFast PX7800 GTX TDH」(BIOSアップデートによりコア450MHz、メモリ1.25GHzにクロックアップ)、メモリ2GBというハイスペックのマシンを用いているが、デモの動きは滑らかではなくカクカクとした印象だ。このほか、パソコンショップ アークでもAthlon 64 X2 4800+搭載PCでデモを実施中だ。
ベンチマーカーにとっては、新たな“難敵”となりそうな3DMark06だが、登るべき新たな山が見つかったとも言える。自分のPCで実行した上で、店頭デモ機での動きをチェックして差をみてはどうだろうか。
□3DMark06(Futuremark)
http://www.futuremark.com/products/3dmark06/
| (AKIBA PC eArena) |
[撮影協力:BLESS 秋葉原本店とパソコンショップ アーク]