1枚で最大50GB(片面2層)の容量を持つBlu-ray Discメディアに対応したPC用ドライブの予約受け付けがツクモパソコン本店IIで始まった。対象となる製品は、松下電器製の「LF-MB121JD」と、パナソニック四国エレクトロニクス製ドライブをOEM採用したというアイ・オー・データ機器の「BRD-AM2B」。いずれも予価は99,800円。発売予定日は「LF-MB121JD」が6月10日(土)で「BRD-AM2B」は未定となっている。
両製品とも、Blu-ray Discの「BD-R」メディア(1回記録)と「BD-RE」メディア(繰り返し記録)に対応したATAPI接続のドライブ。Blu-ray Discを採用したビデオレコーダーは既に出回っているが、PC向けのデータ用ドライブはまだ発売されておらず、「LF-MB121JD」と「BRD-AM2B」は市場に登場する初の製品として注目の存在と言える。
主なスペックは両モデルとも同じで、記録速度がBD-R/RE 2倍速(1層/2層、カートリッジ非対応)、DVD-RAM 5倍速(カートリッジ非対応)、DVD±R DL 4倍速、DVD±R 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、CD-R 24倍速、CD-RW 16倍速、バッファ容量8MB、筐体サイズが幅146×高さ41.3×奥行き190mm。
また、データ用のBlu-ray Discメディアが店頭で販売されているのが今回確認された。確認したのはTDKの1層BD-Rメディア「BDD-R25S」と1層BD-REメディア「BDD-RE25S」で、実売価格は「BDD-R25S」が1,980円、「BDD-RE25S」が2,780円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ともにカートリッジなしタイプで、記録容量は25GB、対応記録速度は1~2倍速となっている。
□LF-MB121JD(松下電器産業)
http://panasonic.jp/p3/bd/mb121/
□BRD-AM2B(アイ・オー・データ機器)
http://www.iodata.jp/prod/storage/blu-ray/2006/brd-um2/
□BD-R/BD-RE(TDK)
http://www.tdk.co.jp/tjbbf01/bbf37000.htm
http://www.tdk.co.jp/tjbbf01/bbf37100.htm
□関連記事
【2006年4月21日】松下、PC用Blu-ray Discドライブを6月10日発売(AV Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060421/pana.htm
【2004年9月11日】23GBのブルーレーザーディスクに対応したドライブが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040911/etc_brpd.html
| (松下電器 LF-MB121JD) |
| (I-O DATA BRD-AM2B) |
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]