picoBTXフォームファクタに対応した初のマザーボードが単体で発売になった。製品はIntelのi945Gチップセット搭載LGA775マザーボード「D945GRWLK」で、実売価格は15,800円~16,779円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ATXに続く新しいフォームファクタとして規定されたBTXは、サイズによってBTX、microBTX、picoBTXの3種類があり、picoBTXは中でも最小のフォームファクタ。サイズは203.2mm×266.7mmとなっている。これまでにも、Shuttle「SB86i」やGIGABYTE「CB91」といったキューブ系自作PCキットにpicoBTXマザーボードが組み込まれていた例はあるが、マザーボード単体での発売は初。
自作PCマーケットでは今のところBTXの普及度は低く、picoBTXに合わせた単体の小型PCケースもないため、この製品の発売は現時点でインパクトは乏しい。しかし、今後PCケースの選択肢も増えてくれば、Mini-ITXなどに続く小型PC向けフォームファクタの新たなトレンドとなる可能性はある。
主なオンボードデバイスはVGA、8chサウンド、1000Base-T LANなど。
□D945GRWLK(Intel)
http://support.intel.com/products/motherboard/d945grw/index.htm
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| (Intel D945GRWLK) |
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]