Athlon 64シリーズの価格が突如として急落、上位モデルが半値近くにまで下がった。
Socket AM2とSocket 939用のいずれも大幅に下げ、上位モデル3800+の下落率は実に先週比45%にまで達した(詳細は「CPU最安値情報」参照のこと)。
目立って値を下げたのは3800+と3500+と3200+。最安値でみると、3800+はSocket AM2版が先週比15,770円安(-45.4%)の18,980円、Socket 939版は同12,600円安(-39,9%)の18,980円に。実に50%近い下げ率に達している。3500+はSocket AM2版とSocket 939版ともに30%近く下落し、最安値は約15,000円に。3200+も同様に20%近く下がって最安値は約13,000円になっている。
現在のところ、値下げの動きはまだ一部ショップに限られているが、おそらく大きな価格改定を先取りした値下げとみられ、今後急速に全体へ波及していく可能性が高い。Athlon 64の値下げで価格差がなくなったSempronにも影響が出るのは必至だ。
COMPUTEX TAIPEIの開催で話題がIntelのCore 2 Duo関連に集中する中、AMDはシングルコアの旧シリーズを大きく値下げすることで対抗か。
□Athlon 64(AMD)
http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_9485_9487,00.html
| (AMD Athlon 64) |
[撮影協力:TSUKUMO eX.とBLESS秋葉原本店]