Windows XPのマイナーバージョンアップ版。「Service Pack2(SP2)をベースに、“Internet Explorer の ActiveX 更新プログラム”(KB912945)というパッチを適用したものだと代理店から聞いている」(クレバリー1号店)という。 このパッチはInternet Explorer上のActive Xの挙動を変更する内容で、米Microsoft - 米Eolas Technology/カリフォルニア大学間の特許訴訟に関連するもの。これは既にWindows Updateでは必須扱いの項目になっているため、今回のSP2bは実質的に「一部のWindows Updateが適用済みの最新版」という位置づけになる。また、ドスパラ秋葉原Prime館では「試しにインストールしてみたところ、初回のWindows Updateが短時間で済んだ」としており、KB912945以外のパッチも適用済みになっている可能性もある。 OSの単体パッケージはこれまでの「SP2」版と変わりなく、特に「SP2b」を識別できるようなマーキングもないため、購入後の識別は困難。ただし、ショップ入荷時の外箱には「SP2b」と書いてあるため、ショップによってはこれを確認して「別の製品」として販売している。もっとも、(今週末入荷予定の)クレバリーのように「特に区別して販売する予定はない」とするショップもあるため、特にSP2bを入手したい場合は注意が必要。 □関連記事 【2004年9月4日】SP2適用済みのOEM版Windows XPが流通開始、SP1適用版と併売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040904/etc_winxpsp2.html 【3月31日】IEのActiveX処理に関する更新プログラムが、次回のパッチで必須扱いに(Internet Watch) http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/03/31/11469.html 【4月7日】4月の月例パッチ前に、Webコンテンツを修正する (Internet Watch) http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2006/04/07/11553.html
[撮影協力:パソコンショップ アークとドスパラ秋葉原Prime館]
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