【 2006年7月29日号 】
	世界最速記録更新を予告したCore 2 EXでのOCデモは失敗

　TWOTOP秋葉原本店が「3DMark06世界記録更新を目指す」と事前予告していたCore 2 Extreme X6800のオーバークロックデモが29日(土)に実施された。しかし、結果は記録更新ならず、担当者はがっくり…。

　デモにはCore 2 Extreme X6800のほか、Radeon X1900 XT搭載ビデオカード2枚とASUS製Intel 975Xチップセット搭載マザーボード「P5W DH Deluxe」によるCrossFire環境を使用。開店直後からオーバークロックの設定を徐々に詰めていき「最終的に3DMark06での世界最高速を目指す」とのことだったが、閉店間際の段階で3DMark06最高スコアは10,948。「これを超えれば寿司を食べる」としていた11,000を超えることもなく、あえなく終了となってしまった。なお、この日に最高スコアを出した際の設定は、CPUがFSB 299MHzの動作クロック3.59GHz、このほかビデオカードもオーバークロックした状態になっていたとのこと。

　ちなみに29日(土)時点での3DMark06の世界記録は13,358。過去に同店はAthlon 64 FX-62（3GHzにオーバークロック）やGeForce 7900 GTX搭載ビデオカード（SLI構成）などを用いたPCで10,535を記録したこともあったが、今回はそれをわずかに上回る程度の結果となってしまい、担当者の市川健太郎氏はデモPCを前にがっくり…（写真参照）。

　世界最高速を達成した際には、デモ機と同じオーバークロック設定を施した同スペックの完成PCを販売する予定もあるとしていたが、これも幻となってしまった。

　同氏によると、今回のデモ機は当面このまま店頭で動作させる予定で、「オーバークロックの経験があって“ちょっと楽しんでみたいな”という人は、担当者まで声をかけてくれれば設定をいじって遊んでいただくことも可能。ただし、経験のない初心者の方は（壊してしまう恐れがあるので）ご遠慮下さい」とのこと。また、その際に最高スコアを超えることができたら「（担当者が）コンビニの鱒寿司（136円）を自腹で奢ってもいいです」としている。

　オーバークロックのチューンに自信のある人は、“市川超え”に挑戦してみるといいだろう。

□Hall of Fame（Futuremark）
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（Intel Core2 Extreme）

[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店]

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