フェラーリなどのデザインで知られるイタリアメーカー、ピニンファリーナ(Pininfarina)がデザインしたSpire製のATXケース「SP-PALU」がオウルテックから発売になった。実売価格は19,393円~20,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
最大の特徴はやはりそのデザインで、ケース筐体の直線とフロントパネル部の曲線を組み合わせた形状は、特に奇をてらったものではないのに独特の存在感がある。通常の状態では、天井部からフロントパネルにかけてシームレスな曲線デザインになっており、ドライブベイやUSBのコネクタ類はカバーで全て隠されている。ドライブベイ部は横開きの扉、天井付近のUSBコネクタなどは縦開きの扉があり、必要なときだけ開けて使う構造になっている。素材はフレームがスチールでフロントパネルがアルミ。
なお、ケースとしての構造はオーソドックスなものだが、つくりはしっかりしたもので、もちろん基本的なポイントはおさえてある。主な特徴は、ネジレスでバタフライ式に開閉する左右サイドパネルや前面14cm×1/側面8cm×1/背面8cm×1の吸排気ファン、開閉式の前面コネクタ(上部)、着脱式の3.5インチシャドウベイなど。
カラーはブラックとシルバーの2タイプで、電源は別売。
□Pininfarina
http://www.pininfarina.com/
□SP-PALU(オウルテック)
http://www.owltech.co.jp/products/pc_case/PALU/palu.html
| (オウルテック SP-PALU) |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]