ATI製GPUの最新最上位モデル「Radeon X1950」シリーズを搭載した製品が近日発売される見込みだ。
BLESS秋葉原本店はSAPPHIRE製PCI Express x16対応ビデオカードのRadeon X1950 XTX搭載モデル「RADEON X1950XTX 512MB」を14日(木)から販売する予定で、予約の受け付けを行なっている。予価は64,800円。なお、当初は同時に販売予定としていたRadeon X1950 CrossFire Edition搭載モデル「RADEON X1950 CrossFire 512MB」については、入荷未定に変更となっている。
T-ZONE. PC DIY SHOPにはすでに同製品のサンプルが入荷しており、近日中に店頭デモを開始する予定という。同店での入荷時期や価格は未定。
Radeon X1950シリーズは加ATIが現地時間の8月23日(水)に発表した90nmプロセス製造のハイエンドGPU。DirectX 9.0 Shader Model 3.0をサポートするほか、コアクロック650MHz、ピクセルシェーダ数48、バーテックスシェーダ数8といったスペックは既存のRadeon X1900 XTXと同様だが、新たにGDDR4メモリを採用しメモリクロック2GHzを実現している。Radeon X1900 XTXの1.55GHz(GDDR3)から大幅にメモリクロックが増加したことで、パフォーマンスの向上が期待できそうだ。
GPUのラインナップはRadeon X1950 XTXとCrossFire対応モデルのRadeon X1950 CrossFire Editionの2種類。両者で異なる点はCrossFire用コネクタ(DMSコネクタ)の有無などで、クロックは同じになっている。
□Radeon X1950(ATI Technologies)
http://www.ati.com/products/radeonx1950/
□RADEON X1950 XTX(Sapphire)
http://www.sapphiretech.com/jn/products/products_overview.php?gpid=161&grp=3
□関連記事
【2006年8月30日】GDDR4の採用で進化を遂げた「Radeon X1950 XTX」(多和田新也のニューアイテム診断室/PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0830/tawada83.htm
| (SAPPHIRE Radeon X1950) |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとBLESS秋葉原本店]