静止画やアニメーションが表示できる小型の有機ELカラーディスプレイを内蔵したUSB接続ミニキーボード「Optimus mini three」がロシアのArt. Lebedev Studioから登場した。実売価格は約16,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「Optimus mini three」は3個のキーを備えた小型のキーボードで、ユニークなのは画像が表示できる20×20mmサイズの有機ELカラーディスプレイ(96×96ピクセル、65,536色)がキートップに内蔵されている点。キーボード製品にはキートップの紙ラベルを交換できるものもあるが、この製品の場合はディスプレイに表示した文字や絵などの情報をラベルとして使えるというわけだ。
キーに割り当てる機能や表示する画像は専用のソフト「Optimus Configurator」で設定できる。画像は静止画のほか秒間3フレーム表示のアニメーションも指定可能とされている。また、アクティブになったウインドウに合わせて機能や画像を自動的に切り替える機能のほか、メモリ使用量/CPU使用率/CPU温度などの表示、世界時計、スロットマシンといった機能やゲームも搭載している。
本体サイズは幅116×高さ18×奥行き51.8mm。対応OSはWindows 98以降。付属品は英語マニュアル、日本語簡易マニュアルで、Optimus Configuratorは同社のWebサイトからダウンロードする必要がある。
来客者用のナビゲーション端末やイベントでのデモなどで利用できそうなこの「Optimus mini three」だが、ディスプレイは小型ながら表示も鮮明で、製品そのもの魅力を感じる人も少なくなさそう。ユニークなアイテムの収集マニアなら要チェックだろう。
□Optimus mini three keyboard(Art. Lebedev Studio)
http://www.artlebedev.com/portfolio/optimus-mini/
| (Art. Lebedev Studio Optimus mini three keyboard) |
[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店]