1台の端末が擬似的な「1台のPC」を構成する仕様で、ホストPCとなる「本物のPC」にはWindows XPやLinuxを搭載した一般的なPCが利用可能。端末側の搭載コネクタはPS/2キーボード、PS/2マウスとアナログVGA、サウンド出力、USBで、USBコネクタにはUSBメモリを装着可能。端末 - ホストPC間の通信は有線LAN（100Base-TX対応）を利用する。

　主に業務用途を想定した製品で、「アップグレード作業が一回で済む」「消費電力が5Wと少ない」「ファンレスで小型」といった特徴をウリとしている。

　なお、ホストPCに接続できる端末数はOSによって異なっており、Windows XPでは5クライアント、Windows Server 2003では30クライアント、Linuxでは10クライアントとされている。

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[撮影協力:クレバリー インターネット館]

　加湿方法は気化式で、吸気した空気を濡れたフィルターに通すことで加湿し、ファンで放出するシンプルな構造になっている。USB給電のほかに単二電池2本での動作も可能で、アロマテラピーなどに利用できる点もウリ。

　PCから給電するタイプの加湿器としては、イーレッツの「キリー・ポッター」シリーズがある。

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[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店とフェイス秋葉原本店]

　TV出力端子にはコンポーネント出力やS端子出力を搭載。TVとVGAへの同時出力にも対応している。

　メーカーwebサイトには「RGB出力」と書かれた丸型端子に関する記載もあるが、パッケージでは丸型端子を「使用しません」としている。

　付属品は専用リモコンなど。

[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店とフェイス秋葉原本店]

　表示できるのは日本語及び英語など。左にスクロール表示する通常パターンの表示以外に右/上/下スクロールや固定表示にも対応、スクロール速度も設定できる。こうした表示文字列＋表示パターンの組み合わせは最大8組記憶しておくことができ、最終的な表示時はこれらがループすることになる。

　単体動作時の電源は内蔵充電池で、最大動作時間は連続12時間。充電はUSBバスパワーで行う。

　本体裏面に磁石がついているのも特徴で、付属鉄板を使うことで、樹脂パネルなどに固定可能。

　ドスパラ アキバ店では実際に店員が装着し、名前や特価情報を告知する、というかたちの変わったデモを実施している。

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[撮影協力:ドスパラ秋葉原Prime館とドスパラ秋葉原本店]

　PCに装着するためのアダプタなどは特に用意されておらず、PCケースに取り付ける際は各自で工夫する必要がある。ちなみに、4ピンコネクタからの電源供給時は表示パネルが青く光るようになっている。

[撮影協力:スリートップ2号店とBLESS 秋葉原本店]