最大の特徴は両側面に備える通気口。これはビデオカードなどの拡張カードのために設けられた冷却機構で、左右の通気口をダクトで結んで「貫通ダクト」とし、そこから吸い込んだエアをダクト中央部に備えた120mmファン（1,200rpm、21dB）でケース内に送る構造になっている。このほかにも冷却を重視した構造をウリとしており、「貫通ダクト」の脇や天板の一部がメッシュ仕様になっていたり、後部HDDベイに120mmファン用マウントを備えていたりといった特徴がある。

　電源ベイは最大で290mm品が取り付けられる長尺仕様で、電源そのものは別売。

　筐体サイズは高さ525×幅210×奥行き605mm。ドライブベイ数は5インチ×4、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×6。カラーはブラックとシルバーの2タイプ。

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[撮影協力:ツクモケース王国と高速電脳]

　側面パッシブダクトに12cmファンが追加された反面、フロントパネル下部の発光12cmファンが省略されている。なお、フロントパネル両サイドは省略された発光ファンで照らし出される構造だったが、この部分には代わりの照明用LEDが新設された。

　カラーはシルバーとブラックの2タイプ。電源は別売。

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【2月18日】Centurion534(RC-534-SKN1)(今週見つけた新製品)
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[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPと高速電脳]

　また、「マザーボードをケースにつけたままマザーボード背面にアクセスできるため、リテンションキットを交換するのに便利」（発売元のバリューウェーブ）なのも特徴。これはマザーボード取り付け板の背面に大きな開口部が用意されているためで、右サイドパネルを取り外すことで、すぐにマザーボード背面にアクセスできる。廉価クラスの製品では珍しく、天面がメッシュ加工されていることや、前面下部のフィルタが清掃のために取り外せることもウリ。

　ケースのカラーはホワイトとブラックの2タイプ。電源は別売。

[撮影協力:ソフマップ1号店マルチメディア館とカクタソフマップ]

[撮影協力:ツクモケース王国]