Windows Vistaが備えるディスク高速化機能「Windows ReadyBoost」への対応をうたうUSB 2.0メモリ。ラインナップは512MB/1GB/2GB/4GBの4種類。 ReadyBoostはフラッシュメモリを利用するHDDキャッシュ技術で、「HDDのランダムアクセス速度が8~10倍になる」(マイクロソフト)ほか、「HDD動作が停止することでノートPCのバッテリー動作時間が向上する」(同)とされるもの。キャッシュに利用できるフラッシュメモリはUSB 2.0メモリやSD、CFなどで、リード速度2.5MB/s以上(ランダムアクセス時)、ライト速度1.75MB/s以上(同)といった速度に関する必要条件も示されている。 今回発売された「PD7 2.0」はこの条件を満たす製品で、パッケージには記載がないものの、同社11月2日付けのニュースリリースにより、明確に対応がうたわれている。なお、その他の仕様はUSBメモリとしてごく一般的なもの。 また、既存のUSBメモリの対応状況に関しては、アイ・オー・データとバッファローがWebに掲載している。両社の告知を簡単にまとめると「高速品ならばReadyBoostを利用可能」といった状況で、今のところ「普通のUSBメモリならReadyBoostを利用できる」というわけではない模様。 □Windows Vista のパフォーマンス テクノロジ(マイクロソフト) http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/sysperf/accelerator.mspx#E2 □ReadyBoost Q&A(Tom Archer's Blog) http://blogs.msdn.com/tomarcher/archive/2006/06/02/615199.aspx □Windows Vista動作参考情報(アイ・オー・データ) http://www.iodata.jp/promo/vista/#usbmemory □Windows Vista対応製品一覧(バッファロー) http://buffalo.jp/taiou/os/winvista/winvista_05.html □関連記事 【10月21日】Robson先取り?MiniCardスロット付きマザーが展示中 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061021/etc_i965gmifmpre.html 【5月27日】HDDを高速化するSuperFetchとReadyBoost(PC Watch/元麻布春男の週刊PCホットライン) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0527/hot429.htm
[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]
|