主な特徴は、PCのみで構成するためにシステム価格が安価なことや、配信フォーマットにH.264(MPEG-4 AVC)を採用しているために高画質であることなど。配信ビットレートなどは不明だが、配信解像度は320×240ドットで、最低限必要な回線速度として「サーバー側：上り512Kbps以上、クライアント側：下り1Mbps以上」という値が示されている。

　このほか、専用の中間サーバが用意されており、「サーバーやクライアントのIPアドレスがお互いにわからない状態でも、相互に接続できる」（メーカーのHonest Technology）こともウリ。ダイナミックDNSなどのサービスも必要としないという。TVチャンネルの変更やサーバPCの電源ON/OFF、さらに自宅PCでの録画なども遠隔制御可能。

　サーバPCに対する同時接続数は1クライアントのみだが、クライアント自体は複数のPCにインストール可能。Windows Mobile用クライアントも今秋提供される予定。

　付属のTVキャプチャアダプタはUSB 2.0接続のソフトエンコードタイプ。

　Honest Technologyでは、ソフトのみのMY-IPTV Anywhere BASICも発売しており、これは市販のソフトエンコード型ビデオキャプチャカードなどと組み合わせて利用することができるという。

　TWOTOP秋葉原本店では12日（日）まで店頭デモを実施中。Windows Mobile用視聴ソフトとPHS回線に接続したW-ZERO3を使ったストリーミング視聴デモも実施予定。

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[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店]