【 2007年1月6日号 】
AKIBA PC Hotline!読者環境調査結果(追補編)
好きなマザーボードメーカー/主に使用しているPCのマザーボードメーカー


 第4回読者環境調査(昨年11月実施)の一部として行ったアンケート、「好きなマザーボードメーカー」「主に使用しているPCのマザーボードメーカー」「マザーボードの購入理由」の集計結果を掲載します。

 アンケートの総回答者数は14,639人。利用PCのスペックや利用目的など、その他の項目については昨年12月9日号で掲載していますので、そちらも合わせてご参照下さい。

□関連記事
【2006年12月9日号】第4回読者環境調査結果
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061209/enquete200611.html


好きなマザーボードメーカー

 純粋に「好きなメーカー」を聞くこの項目でトップになったのはASUS。得票数は9,688票で、総回答者数の6割以上から支持をうけるかたちとなった。2位以下はGIGABYTE、MSI、AOpenと続いている。

 中堅にはSUPERMICROやTyan、ASRockといったメーカーが並び、サーバー向け製品や個性的な製品を発売するメーカーにも人気が集まっている。

 この項は複数回答を頂くかたちで実施しており、総票数は35,552票となった。

好きなマザーボードメーカー票数比率
ASUS9,688票 66.2%
GIGABYTE6,133票 41.9%
MSI3,518票 24.0%
AOpen2,745票 18.8%
Intel1,777票 12.1%
abit1,468票 10.0%
SUPERMICRO1,182票 8.1%
ASRock1,136票 7.8%
Tyan1,011票 6.9%
DFI890票 6.1%
ECS744票 5.1%
EPoX681票 4.7%
BIOSTAR604票 4.1%
Albatron463票 3.2%
RIOWORKS427票 2.9%
ELSA406票 2.8%
Iwill368票 2.5%
VIA355票 2.4%
Shuttle338票 2.3%
FOXCONN280票 1.9%
SAPPHIRE154票 1.1%
FIC96票 0.7%
Jetway81票 0.6%
COMMELL67票 0.5%
CHAINTECH49票 0.3%
FREETECH37票 0.3%
その他69票 0.5%
特に無し785票 5.4%


使用しているPCのマザーボードメーカー

 「実際に使っているマザーボードのメーカー」を聞くこの項目でもASUSが半数近い票を集めて1位となった。

 理由としてはネームバリューや技術力の高さを挙げる人が多く、総合的な信頼感やブランド力の強さをうかがえる結果となった。2位以下は、GIGABYTE、MSI、AOpenと続いており、結果として「好きなマザーボードメーカー」と同じ顔ぶれが並ぶかたちとなった。

 中堅以下ではECSやBIOSTARといった廉価モデルを得意とするメーカーや、SUPERMICRO、Tyanといったサーバ向け製品中心のメーカーが票を集めている。

 この項も複数回答を頂くかたちで実施しており、総票数は19,671票となった。

使用しているPCのマザーボードメーカー票数比率
ASUS6,528票 44.6%
GIGABYTE3,537票 24.2%
MSI2,015票 13.8%
AOpen1,414票 9.7%
Intel917票 6.3%
ASRock631票 4.3%
abit605票 4.1%
ECS467票 3.2%
BIOSTAR379票 2.6%
DFI359票 2.5%
SUPERMICRO335票 2.3%
Tyan318票 2.2%
Shuttle270票 1.8%
EPoX259票 1.8%
Albatron213票 1.5%
Iwill162票 1.1%
VIA129票 0.9%
FOXCONN98票 0.7%
RIOWORKS82票 0.6%
ELSA75票 0.5%
FIC52票 0.4%
Jetway40票 0.3%
CHAINTECH23票 0.2%
SAPPHIRE23票 0.2%
COMMELL21票 0.1%
FREETECH17票 0.1%
その他702票 4.8%


マザーボードの購入理由やこだわり(自由回答欄)

※頂いたご意見をそのまま掲載しています。

■ ASUS
・ブランドとしての付加価値がある。性能も安定している。
・やっぱり技術力。安定志向ならここかな、と。
・ここを使っておけば安心という考えから。
・信頼性のある最先端マザーボードを開発しているから。
・いろいろなメーカーのものを試したが、ここが一番安定しているから。
・BIOSのアップデートや専用ソフトが頻繁に更新されるので自作後でも楽しめるため。
・ユーザーが多く、トラブル時に情報を入手しやすいから。
・OC性能高い。ハイエンドPC組むならASUSと決めている。
・CT-479を使用するため。
・日本で一番売れている。パーツとの相性が出にくい。
・15年前に初めて購入したM/Bメーカーで,悪い印象が無くそのまま続いて選んでます。
・昔から使ってるが安定度が違う。浮気をしたことも有るが、やっぱここが一番!
・最初に買ったのがASUSで、それ以来信者。
・PCI-Xが使える唯一のノンサーバーマザーボードメーカなので。
・SLI対応でチップセットのクーリングにヒートパイプを採用していたから。

■ GIGABYTE
・信頼性の高さと、拡張性の高さ。オンボード機能の豊富さ。
・すべて固体コンデンサ使用、ヒートパイプを使った冷却、価格がやや安かった。
・DUAL BIOSは安心感がある。所有者も多いので情報を得やすい。
・堅実な作り、安定動作、コストパフォーマンスに優れる。
・新技術投入が早い。
・青い基板色が好き!(いたって本気です)あと、このメーカーのマザーで今のとこトラブル皆無な為。
・このメーカーのマザーボードを多数使用しているから使いなれている。
・初めて自作したときに使ったのがここだったから、以来ずっと。
・自分の中では1番のメーカーだと思います。あとギガバイ子ちゃんがいるから。
・ギガバイ子がでてからグッズが欲しいっていう人がいたからそれから買っている。安定してるし、使用しているBIOSも好き。

■ MSI
・microATXなどで他メーカーにはない構成のマザーを出すところが面白い。
・Turion64対応マザーボードを早く出してくれたので選びました。
・AMD系では安定感はピカイチ。
・赤い基板のマザーが以前からお気に入り。
・2年保証、使用コンデンサ、安定性が購入理由。
・日本向けに過剰なほどの手取り足取り的なマニュアル
・AMDマザーではリファレンス的扱いになってきた。メジャーチップはいち早く製品化し、マイナーチップも数多く採用している。国内サポートがしっかりしており、技術的な問い合わせに的確に返事をくれる。不具合改善も早く、BIOSもバンバン更新してとにかくサポートの面での安心感が強い。もちろん製品もなかなかの出来。

■ AOpen
・Core Duoに対応。かつ、唯一安定。
・PentiumM(Dothanコア)+i915のマザーボードの中で完璧な出来映えだったから。
・440BX時代はAOPENが有名だったので、その記憶で選んだ。
・昔からこのメーカーの物を使っているので。
・日本語のマニュアルが見やすい、メーカーの対応も丁寧です。
・老舗系で信頼できる。

■ Intel
・やっぱ純正でしょ。
・CPUメーカのマザーボードだから不具合は起こりにくいという安心感。
・3年間の保証と高い安定性、また良質なコンデンサの使用してる点。
・NICがIntel製なのがgood。
・このメーカーのボードで相性問題が出にくいから。あとは相性問題が出たばあい、そのパーツメーカーは一番基本的なメーカーのパーツとの検証がされていないということで注意できるから。

■ ASRock
・いわゆる変態機能が面白い、旧ALi/ULiチップ搭載製品を出している。
・他には真似できない変態構成マザーボードを平然と出してのけるッ。そこにシビれる!あこがれるゥ!
・変態仕様がとても良い。古い資源を活用して安くPCを組むという自作PCの用途とぴったりである。
・775Dual-VSTAを使用中。PCI ExpressとAGP、DDRとDDR2が使えるので買った。環境移行に調度良いと思う。
・珍しい変わったモノや、少数派のチップセットの採用が多い。信頼性はイマイチだけど、チェックせずにはいられない。
・939Dual-SATA。変態構成なのになぜか安定している。変な構成なので半ばおもしろがって買いました。AM2への乗り換えは今のところ考えていない。

■ abit
・100%日本製コンデンサ使用となっていたため。
・AW9D-MAX 長持ちしそうな印象がした(固体コンデンサなど)。
・チップセットの放熱がヒートパイプ方式だから。
・オーバクロッカ御用達は伊達じゃなく思います。定格かちょい上位で使う場合に安定して高性能が出ています。
・PC始めた時から一筋。はっきり言って、ABIT以外は興味が沸かない。'04年末あたりから資金繰りが悪化していて、つぶれるかとヒヤヒヤした。

■ ECS
・値段が激安なので仕事用のPCで愛用。
・コストパフォーマンスがよい。
・このメーカ-のマザーボードが異彩を放っていて買い替えに値すると決断出来ました。
・Athlon XPが使えてSDR SDRAMが使える唯一のマザーボード。6年以上使っている。
・安物メーカーと思われているが、世界第三位。堅実で無駄を無くして大量に作るから安い。そして、安定している。

■ BIOSTAR
・とにかく店頭で一番安かった。
・値段が安い。性能は求めないが、基本ができている。
・安い、廉価版のイメージがあるが変わった特徴があり遊ぶのに面白い。
・コストパフォーマンスが良く、安定性もそこそこあるので。
・T-ForceシリーズのBIOSのOCセッティングの豊富さと価格の安さ。

■ DFI
・オーバークロック目的です。やはり日本のコンデンサを使っているのは強い!!
・AMDのOCには欠かせないブランド。
・OCで高い評価を受けていた。何かわからないほどの設定項目の多さに惹かれた。
・BIOS設定の細かさ、コンデンサ類の品質、組み込み型マザーでの実績。
・日本製コンデンサ。マニアック過ぎるBIOS。
・FSB耐性がある事が理由です。あとは簡単に扱えない所かな。
・当時、2chで話題のメーカーで、自作オタっぽくていいかと思いました。

■ SUPERMICRO
・Intel サーバ、ワークステーション用マザーと言えば実質ここしか選択肢が無いと思う。
・Dual CPU環境の実績と安定性を評価。
・XEONといえばSUPERMICRO。
・サーバー・ワークステーション向けなので部品・安定度とも最高。メインはこれ。
・安定性でピカイチ。価格が高いのがタマにキズだが・・・。
・安定感抜群。安物おもちゃマザーとは比較になりません。高いけど...。

■ Tyan
・使用部品の質が高い。とにかく安定して動作する。MBは安定して動作してなんぼ。
・サーバ用など高品質な製品が多く、非常に安心できる。
・AMD系CPUにはタヤンのマザーボード。
・鉄板。かなり丈夫。
・10年近く使用しているが、長期にわたって安定しており、コンデンサのトラブルも皆無なので信頼している。

■ Shuttle
・キューブにこだわるとやはりこれになる。
・キューブタイプの定番だから。
・いつも本命、でかいマシンは邪魔。あとそのまま人にあげ易いとこがGood!
・機能、静音性、コンパクト、拡張性、トータルパフォーマンスが◎。
・設計・コンセプトが美しい。

■ EPoX
・オーバークロックに関しては、定評のあるメーカーだから。
・一昔前は、EPoXオンリーでした(OC耐性狙い)。ですが、国内流通が・・・。
・知名度はいまいちだが堅実なM/Bを作っている。
・OC耐性、LEDコード表示。

■ Albatron
・値段の割りに使用されているコンデンサの質や基板の質が良いものが多いので気に入っているメーカーの一つ。
・GIGABYTEから飛び出したリーダーの作った会社という話を読んで、ずっと応援している。
・オンボード機能が少なくシンプルなので、相性発生時の原因把握が楽。
・基板が青いから。おなじ理由でビデオカードも同社製です。

■ Iwill
・ワークステーション向けなど品質が信頼でき、奇抜なコンセプトの製品も多く楽しみがある。
・ATXでデュアルXeonマザーだから。PCI-Xなしというのもかえって使いやすい。
・DX400-SN。安定度はSUPERMICROに少々譲りますが、Xeon+RIMMのオリジナル構成が気に入っています。
・DPI533SR。安くXEONが使えて、簡単にオーバークロックも出来たため。
・DP400 RIMMでi860だったから、電源ついてて安心でした。ええ、RIMMが好きなんです。i820,840,850でも作りました。でも、次が作れなくて悩み中。

■ VIA
・EPIA-EN15000を購入。まあまあな処理速度で低発熱、省電力、省スペースを満たす製品だったので。
・完全ファンレス運用で(ほぼ)無音サーバ(゚д゚)ウマー HDDが少しカリカリ五月蝿い。
・C3のマシンを使っているときには選択肢がコレしかなかった。
・Mini-ITX/CPUオンボード/ファンレスは、ほぼVIAしか選択肢が無い。
・安かったから。今では後悔している。

■ FOXCONN
・低価格。OEMメーカーとしての信頼性。余シンプルで計なオンボードデバイスがない。
・microATXのSocket939マザーボードで知る限り唯一PCIスロットが3つあったこと。
・USBFDDをレガシーFDDに完璧にエミュレートするBIOSを採用することが多い。珍しいチップセットも採用例が多く見逃せない。
・DELLのPCを購入したらここのマザーボードだった。この業界では大手と聞いているのでそういった意味でも品質面でも安心感がある。

■ RIOWORKS
・サーバー向け製品会社で良い品出してる。
・PDVIA、SDVIA~初期Opteronサーバ向けのHDAMA辺りまで価格と安定性の面でお気に入り。
・Tualatin Dual 環境構築のため (P4全盛期で選択肢が無かった)。
・代理店が日本語対応、サポートセンターが秋葉原にあり便利。
・激安サーバ向けマザーと言えばこのメーカー。激安とは言ってもサーバ向けだけあってそれなりに安定していて気に入っています。

■ ELSA
・いまなら安価。見た目が綺麗でほれぼれ。
・AM2登場直前で最高クオリティの939マザー発売。予想通り大きく値崩れしたところで購入。気に入ってます。
・信頼性が高いのと高級なパーツをふんだんに使っているとこ。
・S/PDIF(Optical)がINOUT両方ついているマザーは他に無いでしょう。
・昔からグラフィックをやるならELSAと言われるくらい高品質がウリの大手が、自信をもってマザーボード業界に乗り込んできたから。

■ FIC
・有名メーカーのOEMとか出しているので安定しています。BIOSがあまりいじれないのが残念。
・とにかく安定。信頼できるが、あまり市場に出ていないのが玉にキズ。
・メーカー製PCのマザーボードです。
・1枚だけ購入したものの、安かったからと言う理由だけです。安定性はイマイチでした。

■ Jetway
・おもしろボードをよく出してくれる。癖あり。
・ハードを使い倒す製品が多いので、財産の有効活用がし易い。部品の動作チェックに向いてる。
・C3オンボードなど手頃で面白いものが出ている。
・キワモノが多い。

■ CHAINTECH
・M1689チップのリファレンスボードだったので。
・ULiチップセットで当時一番コンデンサが良かった。
・以前PCを組んだ時に非常に安価に組めたから。説明書はチャチかったが・・・。
・PS1のソフト開発をしていた頃、開発用ボードが動くAthlon XPマザーがあって非常に重宝した。

■ SAPPHIRE
・ATI純正品という感じ。
・要件を満たすボードをこことASUSが出しており、こちらの方が安価だったため。
・PC-A9RD480Adv。理由:購入当初珍しかったから。
・名前がいい。

■ COMMELL
・Geodeが使いたかった。Mini-ITXマザーが好き。
・Intel系ITXマザーは事実上これしか選択肢がない。価格なりの品質はあると思う。
・Mini-ITXはここが一番ツボをついてると思う(高いけど...)。
・他にMini-ITXのマザーが手に入りにくいので。

■ FREETECH
・Mini-ITXフォームファクタのマザーを使っている。なんとなくVIAじゃないのが欲しくて。
・Pentium III対応の安いMini-ITXマザーが、これしか売っていなかった。
・ケースに対応したサイズがここしか出していなかった。

■ その他
・Apple。文房具として使う面白さはあるけれど、改造・増設の面白さはなくなってしまって残念。
・Dellのマザーボードはなかなか高品質になっている、E521の独自パーツの多さは少しびっくりした。
・DELL SC430。とにかく安かった。
・Gateway。質実剛健であるため。
・NEC。・・・PC-9821なのでこれしか選択肢がない。
・PFU。FSB400MHzのPentium M用では最も安定してるので。
・RICOH(国産だから)。
・Leadtek。BIOSの更新を非常に長くやってくれているので古いM/Bでも十分使える点が嬉しい。しかしコンデンサの質が悪いのがマイナス点。
・うちは全てメーカー製PCですが、SONYとでも書けばいいのでしょうか?理由やこだわりは、「PCはVAIO以外買わない」です。


 

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