Radeon X1950 XTXビデオカードとRadeon X1950 CrossFire EditionビデオカードがセットになったCrossFireセット「RADEON X1950XTX UBER PCIE 512MB」がATIから発売された。実売価格は約11万円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。2枚とも微妙に動作クロックが上がっている「純正オーバークロック仕様」となっていることや、ATI Technologies CEO、Dave Orton氏のサイン入り証書が封入されていることも特徴だ。
「RADEON X1950XTX UBER PCIE 512MB」は、メモリ256MB搭載のRadeon X1950 XTXビデオカードと、同じく256MB搭載のRadeon X1950 CrossFire Editionビデオカードがセットになったもの。動作クロックは両者ともコア670MHz/メモリ2,100MHzとされており、標準(650MHz/2,000MHz)よりもやや高い仕様。出力コネクタはそれぞれの単独販売モデルと同様で、XTXモデルがDual DVI+TV出力、CrossFire EditionがDVI+CrossFire用コネクタだ。このほか、パッケージが頑丈そうなアタッシュケース(ダイアルロック付き)になっているのもユニークと言える。
また、時期的に注目できるのがATI TechnologiesのCEO、Dave Orton氏のサイン入り証書が封入されている点。ATIは昨年10月末にAMDに買収されており、「今後、ATI Technologiesという社名は対外的には露出しないのではないか?」という憶測もあるだけに、この証書がコレクターズアイテムになる、という可能性も考えられる。ちなみにこの証書はAMD傘下になった後の昨年11月23日付けでリリースされているが、コピーライト表示には「AMD」の文字はない。
このほかの特徴はゲーム向けの大型マウスパッドが付属していることや、「日本国内では限定20枚と代理店から聞いている」(ショップ)点など。
□AMD、ATIの買収を完了(AMD)
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543_13744~113758,00.html
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| (ATI RADEON X1950XTX UBER PCIE 512MB) |
[撮影協力:クレバリー1号店]