MSI日本法人のエムエスアイコンピュータージャパンによるイベント「MSI 2007 Kick-Offイベント」がメイド喫茶のめいど in じゃぱん(ブロックD1-[a5])で27日(土)に行われた。自作PCマーケット関連でメイド喫茶を利用したイベントはこれが初。会場はメイド喫茶の常連客と自作PCユーザーとが混じって盛況となった。
会場では最初に、新モデルのプレゼンテーションとして8種類のマザーボードとノート自作PCキット3モデル、AMD Live!対応のメディアセンターPC「MSI Media Live PC」が紹介された。このプレゼンテーション中は常にメイドがアシスタントとしてつき、メイドのボケに対して司会進行のMSI三好氏が突っ込みを入れるという軽妙なやりとりで進み、プレゼンテーション用のマテリアル画面もピンク地にメイドのイラストがちりばめられるという演出もあって、これまでの自作PC系のプレゼンテーションとは一線を画す内容となっていた。
同社のイベントとしては恒例のじゃんけん大会も、新しい試みとしてメイドが進行役となって「MSIじゃんけん」なるものが実施された。これは、じゃんけん前のアクションとして「M」「S」「I」の3文字を参加者全員でジェスチャーで表現するというもので、事前説明ではメイドからは「恥ずかしがらないで。郷にいれば郷に従え。メイド喫茶ではメイドさんに従って下さ~い。」との“お願い”も。
また、新たなベンチマークとして「えこべんち」が提唱された。これは動作スピードのみを計測するのではなく、消費電力を加味した新しいPCの性能指標で、ベンチマークソフトのスコアと消費電力を割った数値を評価指数として用いる。つまり、ワット当たりのスコアを表す。例えば、ベンチマークソフトのスコアが14,000と8,000だった場合、単純に比較すると前者の方が後者より+75%速いことになるが、両者の消費電力が430Wと220Wだったとすると、“えこべんち”のスコアは32.56(14,000÷430)対36.36(8,000÷220)となり、優劣は逆転する。
従来のベンチマークでは、スコア稼ぎのために非現実的な高消費電力パーツを組み合わせるケースも多かったが、えこべんちでは、消費電力とのバランスが取れていないと、うまく数値が出ない仕組みになっている。現実環境としての電力を無視し、ハイスペックな電源とパーツの組み合わせでひたすら高スコアを追う従来のベンチマーク競争に対するアンチテーゼとも言えそうだ。同社のマザーボードはもともと消費電力を意識した設計になっているとのことで、その点をアピールする狙いもあるようだ。
同社では、2月1日(木)~3月4日(日)まで「第1回MSIえこべんち大会」を実施する。MSI製マザーボードとビデオカードを使用している人限定で、ベンチマークソフトとして3DMark06 Basic Editionを使い、実行中の消費電力をワットチェッカーで計測しているところをデジカメで撮影してメールで送信して応募する。詳細については後日発表されるという。なお、同社は地球温暖化対策で発効された京都議定書の温室効果ガス排出量6%削減を実現するためのプロジェクト「チームマイナス6%」に法人として参加している。
メイド喫茶でイベントをやった理由については、「いままでずっと同じ場所でやってきたので目新しいところでやりたかったのと、新たな客層の開拓もできればと考えた」としている。
ハプニングとしてTWOTOP秋葉原本店・市川健太郎氏が知人のケーキ職人が作ったという「MSIケーキ」を差し入れる場面があった。
□MSI 2007 Kick-Offイベント(エムエスアイコンピュータージャパン)
http://www.msi-computer.co.jp/cat/2007kickoff.html
□めいど in じゃぱん
http://maidin.jp/
□関連記事
【2007年1月20日】MSIが27日にメイド喫茶でイベント、自作PC業界初
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070120/etc_msimaid.html
| (MSI製品) |
[撮影協力:エムエスアイコンピュータージャパン]