Athlon 64 X2の最上位モデル。モデルナンバーは「5600+」で、動作クロックは2.8GHz、2次キャッシュ容量は1MB×2。 クロックと2次キャッシュ容量、メモリバンド幅(最高 12.8GB/s、DDR2 800メモリ使用時)といったスペックはAthlon 64 FX-62と同等だが、TDPが125W→89Wに下がっているのが特徴。対応ソケットはSocket AM2で、動作電圧は1.3~1.35V、HyperTransportは2,000MT/s対応。ちなみに製造プロセスは90nm SOIとされており、今週発売された65nm SOI版Athlon 64 X2とは別の製造プロセスで製造されたことになる。 Athlon 64 X2はこれまで5200+(2.6GHz/1MB×2)が最上位だった。 なお、5200+を上回る高速版Athlon 64 X2としては、2.8GHz/512KB×2の「5400+」が発表されているほか、未発表モデル「6000+」の入荷予定が一部ショップでアナウンスされている。6000+に関する告知を行なっているのは高速電脳とBLESS 秋葉原本店で、仕様に関しては「3GHz/1MB×2/TDP125W」(BLESS 秋葉原本店)とされている。価格に関しては「5400+が68,300円、6000+が85,800円」(高速電脳)とされているが、入荷時期に関するアナウンスは特にない。 □Athlon 64 X2 6000+などの価格表(高速電脳) http://www.ko-soku.co.jp/sales/cpu_amd.htm □関連記事 【2006年9月30日】Athlon 64 X2 5000+/5200+登場、15ヶ月ぶりの上位追加 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060930/etc_at6450.html 【2006年6月3日】Athlon 64 FX-62のSocket AM2版登場も品薄で即完売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060603/etc_fx62am.html
[撮影協力:パソコンショップ アークとツクモパソコン本店IIとドスパラ アキバ店]
|