前面に観音開きのドアが、天面に電源スイッチ/各種LEDがあるデザインで、ドアオープン時の前面パネルはメッシュ仕様になっている。また、前面ドアは上部にギアがある仕様で、片側を開けるともう片側も同期して開く構造になっている。外付け水冷キット用のチューブ孔が裏面にあるのも特徴。

　ラインナップは前面ドアの色別にシルバーとブラックの2種類で、電源は430Wタイプを搭載している。

[撮影協力:ツクモケース王国と高速電脳とツクモパソコン本店]

　「最短距離」を実現するために、電源を前面下部に移動し、空いた背面上部に排気ファンを搭載しており、arctic-coolingの説明によると、ビデオカードと拡張カードの熱が前者から、CPUとビデオカードの熱が後者から排出される仕組みという。

　また、搭載パーツも工夫されており、電源自体も同社の特注品、各所に用意された冷却ファンも外枠のない特殊モデル「Arctic Fan 3」を採用している。HDD用の静音ケースも組み付け済み。

　電源容量は350W。なお、電源ベイの形状が特殊なため、市販のATX電源に交換することはできないので注意が必要。

　取り扱っているツクモ ケース王国では「外箱や付属品はあるが、現品限りのジャンク品」として販売している。

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[撮影協力:ツクモケース王国]

　HDDベイは2.5インチ×1と3.5インチ×1が固定で、3.5インチ×1は2スロット目のPCIスロットと排他仕様。PCIスロットはライザーカード併用タイプで、1または2スロットが利用可能。

　電源は80WのACアダプタ。「C7搭載マザーボードは電源との相性があるが、このケースは問題なかった」（高速電脳）という。

[撮影協力:高速電脳]