マウスのクリック操作だけを左手で行なえるユニークな入力デバイス「ErgoClick」がPen-Plusから発売された。実売価格は12,390円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
小型マウスのようにも見えるこの「ErgoClick」は、マウスの補助デバイスとも言える製品。本体上部の大部分がボタンになっており、この一角を押すことで左クリック、別の一角を押すことで左ダブルクリックができるという。さらに側面の金属突起を押すことで右クリックも行える。マウスとは違い、裏面に光学センサーなどは搭載していない。
同社によれば、右手でマウスやトラックボールを用いてカーソル移動、左手で「ErgoClick」を用いてボタン操作というように作業を分担させることで、手や指の疲労を軽減させることができるという。なお、これだけなら通常のマウスを左手で使うことでも実現できそうだが、この製品では側面ダイヤルでボタンの固さ(押下時に必要な力)を10~300gに調整できるという特徴がある。
表面のボタン類は継ぎ目のないシームレスなデザインで、手のひらで押下することもできる。怪我などで指先が使えない場合にも役立ちそうだ。
□ErgoClick(Pen-Plus)
http://www.ergoclick.com/
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【2006年11月11日】クリックとホイールだけの指輪型入力デバイス発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061111/etc_ring.html
| (Pen-Plus ErgoClick) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店]