|
|
|
【さらに大幅値下げ】 | 【販売中のメモリ】 |
|
|
|
【安ッ!1GB】 | 【DRAMチップ】 |
先週から急落をはじめたメモリ価格は勢いとまらず大幅続落。1GBクラスの製品では最安値が7,000円を割り込んだほか、複数の種類で過去最安値を更新する勢いとなっている。
2006年9月から急騰して以来のメモリ価格高値安定はWindows Vista発売とほぼ同時に突如として崩れ、それ以前の水準に戻るどころか、それを下回る水準にまで達しようとしている。
●Vista発売とメモリ急落で活発化
先週比16%安の急落で8,000円を割り込んだばかりのPC2-4200 1GBは今週に入ると7,000円を割り込み、ほかに1GBはPC2-5300とPC2-6400が先週比約20%も下げて過去最安値を続々と更新する急落ぶりだ(詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと)。
ボリュームゾーンの1GBがもっとも値動きが大きく、値下がり率の大きい順に最安値を並べると、PC2-6400 1GBが先週比2,089円安(-20.0%)の8,379円、PC2-5300 1GBが同1,564円安(-17.6%)の7,319円、PC2-4200 1GBが同855円安 (-10.9%)の6,999円。
一部に限定特価販売などの例もあるが、これは価格急変とWindows Vista発売直後というタイミングでマーケットが活発化している証明とも言える。
メモリ価格が急落しはじめたのはWindows Vistaの発売と見事に時期が一致する。DRAMチップのスポット価格が急落したことに加えてエンドユーザーのメモリ購買意欲が高まっていたこともあって、店頭のメモリ価格への値下げ圧力が一気に高まったことが背景にありそうだ。パーツ単位で購入していく自作PCユーザーにしてみれば、まさに絶妙なタイミングやってきたメモリ価格の急落と言える。秋葉原では目に見えて買い物客が増え、Windows Vistaと増設メモリをセットで購入していく人も多い。
●旧正月とDRAMスポット価格に注目
今後の値動きについては、DRAMチップのスポット価格が下げ続けていることから、まだ下がると見る向きがある一方で、来週から台湾メーカーなどが旧正月で休みに入るために少なくとも一時的には沈静化するとの声もある。
旧正月の間でDRAMチップのスポット市況や為替レートなどにどんな変化があるかによって店頭の価格も大きく左右されそうだ。
□関連記事
【2007年2月3日】高値安定のメモリ価格崩れて1GBは8,000円割れ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070203/etc_memory.html
| (メモリ) |
[撮影協力:クレバリー1号店]