CPUコアに直接ヒートパイプを接触させる方式を採用した初めてのCPUクーラー。 具体的な冷却方法は、CPUヘッドから露出したヒートパイプに直接CPUからの熱を伝達して、9cmファンを搭載した積層フィンで冷却を行うというもの。3本あるヒートパイプは底面でU字型に曲げられており、事実上、6往復の熱交換ができる構造になっている。 従来の受熱部を介してヒートシンクへ熱を伝達する間接方式と比較して、熱伝率などの具体的な違いは不明だが、パッケージには「同サイズ本体のCPUクーラーと比較してもかなり冷えます」と記載されている。 9cmファンの回転数は1,200~2,200rpmで、動作音は17.4~29.3dBA。対応ソケットはLGA775/Socket AM2/939/940/754。 製品名の薙刀は「CPUの熱を根こそぎ薙ぎ払う」(パッケージ)という特徴からきているとのこと。
[撮影協力:高速電脳]
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