USBブートに対応したPCと接続して（PCを）Linuxで起動させることができ、メモリ内にインストールされているWebブラウザ（Firefox）やメールクライアント（Thunderbird）、オフィススイート（OpenOffice.org/2GBモデルはオプション(後述)）といったアプリケーションソフトを使用可能。ソフトで作成したデータやWebサイトのアクセス履歴などは「wizpy」内に保存される仕組みで、「持ち運べるPCを目指した」（メーカーのターボリナックス）という。内蔵しているOSはTurbolinux。

　ユーザー向けのサポートサイトとして「wizpy Club」が開設されているのも特徴で、「wizpy」から使用できるネットストレージやSNS形式のコミュニケーションエリアの提供、アップデートモジュール配布といったサービスが行なわれている。ちなみに、2GBモデルのオフィススイートはオプション扱いになっているが、この「wizpy Club」で配布されているプラグインを追加することで利用可能となる。

　メディアプレイヤーとしての機能は、音楽再生（対応フォーマットMP3、WMA、OGG）、動画再生（対応フォーマットMPEG-4、XviD）、音声録音（MP3ファイルで記録）、FMラジオなどを装備。本体サイズは84×42×12.2mm。付属品はイヤホン、USBケーブルなど。

　「Linux起動機能」と「メディアプレイヤー機能」は相互に独立したもので、特別な連携機能は備えていない。

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【2007年1月31日】ターボリナックス、Linux環境を携帯できるWizpyの詳細を公開（PC Watch）
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0131/tlinux.htm
【2006年9月2日】クラムワークス BOOTPLUG-U5(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060902/ni_i_mb.html#bootplug

[撮影協力:ソフマップ1号店マルチメディア館とパソコンショップ アークとカクタソフマップ]