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【“microATX風”な基板】 |
【microATXではありません】 |
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【左は普通のmicroATX対応品】 |
【パッケージ】 |
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【microATX対応品(青基板)と比較】 |
【I/Oパネル】 |
一見microATXフォームファクタに見えるが、実はATXフォームファクタ、という変わったSocket AM2マザーボード、「INFINITY C51PV-M2/G」がDFIから発売された。実売価格は約13,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
このマザーボード、一見すると、縦横比などからmicroATX対応品にしか見えないが、実は縦方向に拡張スロット1個分ほど、奥行き方向に約2cmほど、両方とも中途半端にmicroATXサイズをはみ出している。
奥行き方向だけにはみ出している製品ならば、場合によってはmicroATXケースに収納できることも考えられるが、スロットが1本多いmicroATXケースというのは例がなく、収納できるmicroATXケースもないものと思われる。なぜこうした設計になっているのかは不明だが、とりあえずATXケースに入れて利用することはもちろん可能だ。なお、この製品は、DIMMスロットの位置が左側になっているなど、他にも独特な設計になっている部分がある。
マザーボードの搭載チップセットはGeForce 6150+nForce 430で、主なオンボードデバイスはDVI/TV出力付きのVGAや8chサウンド、1000Base-T LAN、IEEE 1394など。拡張スロットとしてはPCI Express x1とx16を1本ずつと、PCIスロットを2本搭載している。
「microATX風だが、実はATXサイズ」というマザーボードは4月末にSUPERMICROから「X7DVL-L」も発売されているが、こちらは奥行きがわずかに長いだけ。対応ケースについても、「ぎりぎり入らないものが多く、入るケースを探しているところ」(販売ショップ)という。
□INFINITY C51PV-M2/G(DFI)
http://jp.dfi.com.tw/Product/xx_product_spec_details_r_jp.jsp?PRODUCT_ID=4718&CATEGORY_TYPE=INFINITY&SITE=JP
□関連記事
【2007年4月28日】SUPERMICRO X7DVL-L(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070428/ni_i_m1.html#x7dvll
| (DFI INFINITY C51PV-M2/G) |
[撮影協力:パソコンショップ アーク]