2007年5月12日号
 SAPPHIRE X1950 PRO DUAL(DUAL X1950 PRO 1GB GDDR3 PCI-E DUAL DVI-I/VIVO)の概要
 
 [製品ジャンル:ビデオカード]
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メーカー/製品名価格(円)ショップ備考
|SAPPHIRE
X1950 PRO DUAL(DUAL X1950 PRO 1GB GDDR3 PCI-E DUAL DVI-I/VIVO)
(PCI Express x16,Radeon X1950 PRO×2
 ,DDR3メモリ512MB×2,Dual DVI出力/TV出力付き
 ,ビデオ入力付き,隣接スロット占有)
59,480パソコンショップ アーク
59,800TSUKUMO eX.3F
62,973クレバリー1号店1F
66,150高速電脳売り切れ
66,800T-ZONE. PC DIY SHOP1F
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  Radeon X1950 PROを2基搭載し、カード1枚でCrossFireを実現するというSapphire製ビデオカード。

 1枚のカードでデュアルGPU環境が構築できるビデオカードは、これまでにGeForce 7800 GTなどのNVIDIA製GPUを採用した製品が登場しているが、ATI製GPUの製品は今回が初めて。「X1950 PRO DUAL」はカード上に2基のRadeon X1950 PROを搭載しており、カード1枚でCrossFireを実現できるというのが特長。

 具体的な対応チップセット、マザーボードは挙げられていないが、同社のプレスリリースによればPCI Express x16スロットが1基しかないマザーボードでも使用できるという。

 パフォーマンスに関しては、プレスリリースでは「CrossFireに匹敵する性能」という表現が使われており、カード2枚によるCrossFireとは同等ではないとも推測できる。また、カードサイズが長さ約295mm、奥行き約145mm(いずれも実測によるもの)と長大で、組み合わせるPCケースやマザーボードを選びそうなのは難点。

 そのほか、CrossFire対応マザーボードを用いることで、将来的にクアッドGPU動作が可能になるとされているのも特長。ただ、カードにはNative CrossFire用と思われるコネクタが用意されているが、ブリッジなどは付属していない。

 主なスペックは搭載メモリがDDR3 1GB(256bit)、クロックがコア580MHz、メモリ1,400MHz。映像端子はDVI-I(2ポート、デュアルリンクDVI対応)、TV入出力を備える。カードのブラケットは1スロットタイプだが、冷却システムは隣接スロットのスペースも占有するため、装着時は2スロット分のスペースが必要になる。付属品はVGA出力用ブラケット(2ポート)、TV入出力ケーブルなど。

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[撮影協力:高速電脳T-ZONE. PC DIY SHOP]


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