|
|
|
【4,000円割れ】 | 【3000円台突入】 |
|
|
|
【1GB DIMM】 | 【弾数制限無し】 |
メモリ価格下落の勢いが止まらない。約2週間前に5,000円を割ったばかりの1GBメモリが今度は4,000円割れを記録した。さらにノーブランドに続いてメジャーブランド品の大幅価格改定も発表され、メモリ価格の下落はますます勢いを増して製品の範囲も広がりをみせている(詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと)。
●DDR2 1GBは全種4,000円割れ
メモリ価格の安値で先陣を切ることの多いクレバリー1号店とクレバリー インターネット館は16日(水)、PC2-5300の1GBを3,988円に値下げした。1GBメモリの4,000円割れはこれが初。1GBメモリ自体の単価が低くなったために先週の最安値と比較しても-705円安と値幅は小さいが、割合で見れば-15.2%とかなり大きい。同店によると、限定特価などの条件付きではなく通常在庫品としてかなりの数を確保しており、店頭でも「弾数制限無し」と告知している。
この動きをきっかけに他店も続々と値を下げ、19日(土)の段階でPC2-4200/PC2-5300/PC2-6400の1GBモデルは全てが4,000円割れを記録。また、PC2-6400は最安値が特価扱いながら3.950円となり、容量1GBのメモリの最安値記録を更新している。
●メジャーブランドも大幅価格改定
2006年中盤から後半にかけて値上がりしていたメモリ価格は2007年に入ってから急落、特にボリュームゾーンの1GBメモリは年明けに1万円を割って以来、そのまま右肩下がりの展開が続いてる。2007年3月末に2005年12月以来の6,000円割れを記録してから最安値記録を連続更新中で、この4ヶ月だけで半値以下になった計算になる。
今のところ、こうした価格急落はノーブランドのバルク品に限った話だが、これまで高値安定状態だったメジャーブランドの製品にも大幅値下げの動きが出始めている。バッファローは16日(水)付けでメモリー製品を最大約87%下げる大幅値下げを発表しており、特にノート用MicroDIMMの値下げ幅が大きい。店頭でもPC2-4200 1GBが9,800円に下がっている例が確認できている。
●次の関心は2GBの値動きか
単価がここまで下がると1GBは値下がり余地がなくなり、次に注目されるのは2GBの価格。今週の最安値はPC2-5300 2GBが12,043円で、数ヶ月前の1GBメモリと変わらない価格に下がっている。関係筋によると、2GBメモリの価格も大きく値が動きそうな情勢で、このままメモリ価格全体の値下がり傾向が続けば2GBの値崩れも近いという。
□メモリモジュールを最大約87%の大幅値下げ(バッファロー)
http://buffalo.jp/products/new/2007/000491.html
□関連記事
【2007年4月28日】メモリの値下がりがまた加速、1GBは5,000円割れに
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070428/etc_mem.html
【2007年3月31日】1GBメモリが6千円割れ、約1年3ヶ月ぶり過去最安値更新
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070331/etc_mem.html
【2007年4月21日】メモリ最安値情報
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070421/p_mem.html
| (メモリ) |
[撮影協力:クレバリー1号店とクレバリー インターネット館]