「Intel Turbo Memory」対応のMini Card登場、容量1GB

	【 2007年5月19日号】
	「Intel Turbo Memory」対応のMini Card登場、容量1GB

　フラッシュメモリを使ったIntelのディスクキャッシュ機能「Turbo Memory」に使用できるメモリモジュールが初登場、容量1GBの同社製PCI Express Mini Card「NVM1Gbyte（NVCPEMWR001G110）」が発売された。

　販売されているのは茶色の箱に入ったバルク品で、「Turbo Memory Console」などのツールを収録したCD-ROMが付属している。実売価格は3,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　Turbo Memoryは同社の新モバイルプラットフォームであるCentrino Duoプロセッサー・テクノロジーでサポートされている新機能で、PCI Express接続されたフラッシュメモリをキャッシュとして用いることにより、ディスクアクセスを高速化するのが目的。実際には、装着したメモリはWindows Vistaの機能であるReadyBoostとReadyDriveのキャッシュとして使用される。

　今回発売された製品は、そのTurbo Memoryを機能させるためのメモリモジュール。ノートPCなどが備えるMini Cardスロットに装着することで、Turbo Memoryのキャッシュ領域として使えるようになる。モジュール自体は、基板上にメモリコントローラとメモリチップが載った比較的簡素なものだ。

　ただ、対応チップセットであるモバイル向けIntel 965 Expressシリーズチップセットを搭載したマザーボードなどはまだ発売されていないため、現時点ではTurbo Memoryは使用できない状態だ。なお、前述のとおりTurbo MemoryはReadyBoostとReadyDriveによって実現されており、使用するにはWindows Vistaが必要になる。

□インテル Centrino Duo プロセッサー・テクノロジー（インテル）
http://www.intel.co.jp/jp/personal/products/centrino/
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　（Intel NVCPEMWR001G110）

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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