Mini-ITXケースとしては珍しい拡張性重視タイプの製品。ドライブベイは5インチ×3+3.5インチ×3など。発売元は高速電脳で、製造元はジャパンバリュー。素材はアルミ製。 タワー型筐体を採用することで他のMini-ITXケースにはない高い拡張性、汎用性を実現しているのが特徴。5インチ、3.5インチのドライブベイを3基ずつ備えるほか、電源は一般的なATXタイプが搭載可能(背面フード部に装着)。本体背面にはMini-ITXマザーボード本来の拡張スロットとは別に、汎用ブラケット類を装着するためだけのブラケット3つも用意されている。なお、このブラケットのうち上2つは電源ベイと干渉するため、一般的な利用は不可。ただし、電源ベイとはわずかに隙間が空いているため、「L字型コネクタのケーブルを使えば利用できる場合もある」(高速電脳)という。 また、電源スイッチを2個備えるのも特徴。2個のうち片方のスイッチはマザーボードを介さずに電源ON/OFFを行なうためのもので、これを用いることでストレージ専用ケースなどとして使うこともできる。 高速電脳の開店10周年を記念した製品で、50台のみの限定生産品。 □関連記事 【2007年2月24日】Mini-ITX用のタワー型ケースが発売予定、HDD多数搭載可能 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070224/etc_jjv.html
[撮影協力:高速電脳]
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