フラッシュメモリを使ったIntelのディスクキャッシュ機能「Turbo Memory」に使用できるMini Cardスロット用のメモリモジュール。容量は1GB。 Turbo Memoryは同社の新モバイルプラットフォームであるCentrino Duoプロセッサー・テクノロジーでサポートされている新機能。PCI Express接続されたフラッシュメモリをキャッシュとして使うことで、ディスクアクセスを高速化することが可能。実際には、装着したメモリはWindows Vistaの機能であるReadyBoostとReadyDriveのキャッシュとして使用される。 今回発売された製品は、そのTurbo Memoryを機能させるためのメモリモジュール。ノートPCなどが備えるMini Cardスロットに装着することで、Turbo Memoryのキャッシュ領域として使えるようになる。モジュール自体は、基板上にメモリコントローラとメモリチップが載った比較的簡素なもの。 ただし、対応チップセットであるモバイル向けIntel 965 Expressシリーズチップセットを搭載したマザーボードなどは未発売。また、前述のとおりTurbo MemoryはReadyBoostとReadyDriveによって実現されており、使用するにはWindows Vistaが必要になる。 販売されているのは茶色の箱に入ったバルク品で、「Turbo Memory Console」などのツールを収録したCD-ROMが付属している。 □インテル Centrino Duo プロセッサー・テクノロジー(インテル) http://www.intel.co.jp/jp/personal/products/centrino/ □関連記事 【2007年5月14日】“Santa Rosa”の積み残し部分をチェック(PC Watch/元麻布春男の週刊PCホットライン) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0514/hot483.htm 【2007年5月12日】FSB 800MHzのモバイルCore 2登場、+200MHzの高速モード搭載 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070512/etc_intel.html 【2007年5月12日】IEEE 802.11n対応のノートPC用Mini Cardが発売に http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070512/etc_intel2.html 【2007年5月9日】Intelの新Centrino Duoプラットフォーム「Santa Rosa」の機能を見る(PC Watch/多和田新也のニューアイテム診断室) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0509/tawada103.htm 【2007年4月7日】Mini Cardスロット付きのLGA775マザーが初登場、AOpen製 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070407/etc_aopen.html
[撮影協力:ツクモパソコン本店]
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