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Coreマイクロアーキテクチャを採用した低価格なCPUとして「Pentium Dual-Core E2000」シリーズと「Celeron 400」シリーズが登場、3日(日)から秋葉原のショップで販売が始まっている。
いずれのシリーズも3日(日)時点ではまだ正式には発表されていない製品だ。
●1万円台のデュアルコアPentium
「Pentium Dual-Core E2000」シリーズはConroeベースのデュアルコアCPUで、Core 2 Duoの下位モデルに位置づけられる低価格モデル。2次キャッシュが1MBに半減している点以外のスペックはCore 2 Duoとほぼ同様。主なスペックはFSB 800MHz、2次キャッシュ1MB、TDP 65Wとなっている。VT(Virtualization Technology)は非搭載。実売価格はプロセッサ・ナンバE2160(1.80GHz)が12,600円前後、E2140(1.60GHz)が11,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
1万円程度と価格が安いことから、低価格なデュアルコアCPUとして人気化する可能性がありそうだ。
●FSB 800MHzと低TDPのCeleron 400
「Celeron 400」シリーズはConroe-Lコアを採用。シングルコアである点と2次キャッシュは512KBで従来どおりだが、FSBの向上とTDPの低下が大きな特長と言われている。主なスペックは、FSB 800MHz、2次キャッシュ512KB。TDPについてはパッケージに記載がないため不明だが、海外では35Wなどと報じられている(既存の65nmプロセス製造のCeleron DはFSB 533MHz、TDP 65W)。TDPの低下に伴って同梱のCPUクーラーも従来よりヒートシンクが半分の薄型タイプに変更されている。
実売価格はプロセッサ・ナンバ440(2.00GHz)が8,700円前後、430(1.80GHz)が7,300円前後、420(1.60GHz)が5,900円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●低価格Core 2 DuoとしてPentium復活
Core 2 Duoより前の世代のPentium、Celeronという名前が付けられたこれらの製品だが、ベースとなっているCPUコアはCore 2 Duoなどが採用する65nmプロセス製造のConroe。これでCore 2、Pentium、Celeronのデスクトップ向け全ブランドでCoreマイクロアーキテクチャが採用されたことになる。IntelのCPUラインナップでCoreブランドが主力となった後、とくにPentiumブランドについては終息すると思われていたが、バリューPC向けのモデルとして言わば呼び戻された格好だ。
中でもPentium Dual-Coreシリーズの登場は、Pentium 4やCeleronシリーズのユーザーにとってはデュアルコアへ乗り換えるための手軽な低価格CPUとして注目されそうだ。
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【2007年6月2日】未発表のPentium Dual-Core E2140搭載PCの予約が開始
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070602/etc_e2140pre.html
【2007年2月3日】Intel Celeron D 360(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070203/ni_i_cp.html#cd360
【2006年9月21日】Intel、CPUブランド戦略を修正~Pentiumブランドは存続へ(笠原一輝のユビキタス情報局/PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0921/ubiq166.htm
| (Intel Pentium Dual Core) |
| (Intel Celeron 4xx) |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとパソコンショップ アークとツクモパソコン本店II]