電源ベイはケース前方についており、電源装着時は左右のサイドパネルにある通気口で給排気を行なう形になる。ケース外のエアを直接吸気できるため、一般的なPCケースに比べて効率よく電源を冷却できるのがメリットだ。搭載可能な電源は「14cm程度のものまで」（フリージアサポート200% SHOP）という。

　本体サイズは幅185×高さ355×奥行き490mm。ドライブベイ数は5インチ×3、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×2。ケースファンは左サイドに180mmサイズ（ファンコントローラ付き）を1基、フロントに80mmサイズを1基備えている。

　なお、横向きATX電源ベイを備えたケースとしてはV-TECH「VT-321」が発売されている。この製品は400W電源搭載済み。

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[撮影協力:フリージアサポート200% SHOP]

　ドライブベイは2.5インチHDD×1で、マザーボードの拡張スロットは利用不可。なお、テクノハウス東映では「裏面にCFスロットがあるMini-ITXマザーボードも搭載できる」としている。

　電源として80WのACアダプタが付属している。

　Mini-ITXケースとしては珍しく、天板のみが取り外せる構造なのも特徴。

[撮影協力:高速電脳とクレバリー1号店とパソコンショップ アーク]

　「これまでは電源の相性問題でC7マザーボードが動作しなかったが、動作するように改善された」（販売ショップ）という。

　電源以外の基本仕様は従来同様で、2.5インチHDD×1+薄型光学ドライブ×1（PCIスロットを使用しない場合は3.5インチHDD×1も利用可能）なドライブベイ構成や、PCIスロット用ライザーカードなどの付属品も変わりない。発売を確認したカラーはブラックのみ。

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[撮影協力:ツクモケース王国]