規格値300Mbps/実効スループット153Mbpsの無線LANに対応するという無線LAN製品。対応規格はIEEE 802.11a/b/gとドラフト版のIEEE 802.11nで、全規格を同時利用できるのも特徴。発売製品は、無線ルータ、無線LAN PCカードと、両者のセットモデルの3種類。メーカーはバッファロー。 300Mbps通信はドラフト版IEEE 802.11nを利用したもの。従来のドラフト版IEEE 802.11n対応製品は法規制の関係で利用電波帯域が20MHz幅に制約され、転送速度も144Mbpsが上限だったが、この製品は今年6月の電波法改正に対応、40MHz幅の電波帯域を使うことで規格値300Mbpsを実現したという。なお、この40MHz幅のドラフト版IEEE 802.11nを利用する場合は、ルータ、PC双方が同じ規格に対応している必要がある。 300Mbps版ドラフト版IEEE 802.11nへの対応をうたう製品としては4月に発売されたプラネックス MZK-W04Nなどがある。同製品は発売時点では300Mbpsに対応していないものの、今後公開されるファームウェアで300Mbpsに対応する予定という。 □関連記事 【4月28日】プラネックス MZK-W04N(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070428/ni_i_nw.html#mzk 【3月17日】WZR-AMPG144NH/Pほか(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070317/ni_i_nw.html#ampg144nhp
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]
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