PCからのあらゆる映像を立体視できるという液晶モニタ「P240W」の試作機のデモがドスパラ秋葉原本店で実施中だ。デモの実施期間は1カ月の予定。製品版は8月中旬発売予定で、予価は20~30万円。
この液晶モニタは、HYUNDAI製の24インチワイド液晶パネル(1,920×1,200ドット)に有沢製作所製の特殊フィルターを装着したもの。あらかじめPCに専用ソフトをインストールしておき、ユーザーが専用の眼鏡を装着することにより、モニタに表示される映像を立体視することができるようになる。映像のソースはPCに限定されるものの、DVD-VideoやDirect3D対応ゲームなど、あらゆる映像を立体視できるのが魅力だ。
店頭には、パネルの光沢の有無、可視範囲(正常に立体視が行なえる、モニタ正面に対する上下左右の角度の範囲)、画面の明るさといった設定が異なる3タイプのパネルを展示。可視範囲が最も広いタイプは若干暗く、可視範囲が最も狭いタイプは若干明るくなっている。ただし、可視範囲が最も狭いタイプは、立つ位置を少しでもずらすと映像が二重にぶれてしまうという、かなりシビアな設定になっている。
同店は、どのタイプが見やすかったかなどを尋ねるアンケートを取っており、その結果を製品版に反映させるとのことだ。
□HYUNDAI IT
http://www.hyundaiit.jp/
□3Dプロダクト(有沢製作所)
http://www.arisawa.co.jp/jp/products/3d.html
| (HYUNDAI製品) |
[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]