【 2007年8月11日号 】
セミプラグイン方式のケーブルを採用した電源が発売
CoRE PoWERセミプラグイン CoRE PoWERセミプラグイン
CoRE PoWERセミプラグイン CoRE PoWERセミプラグイン

 独自の「セミプラグイン方式」の採用により筐体の奥行きを短縮した電源ケーブル着脱タイプのATX電源「CoRE PoWERセミプラグイン」がサイズから発売された。販売価格は500Wモデルが6,600円前後、400Wモデルが5,300円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 CoRE PoWERセミプラグインは、PCI Express/HDDなどの内部電源ケーブルを着脱できる電源ユニット。ケーブルを着脱する部分に「セミプラグイン方式」を用いることでコンパクトな筐体を実現しているのが特徴だ。

 従来のケーブル着脱タイプの電源は、ケーブルを抜き差しする電源ポートを筐体の側面に備えており、その電源ポートのための基板を筐体に内蔵する都合上、どうしても筐体の奥行きが長くなってしまうが、この製品では電源ポートを短いケーブルの先端に備えることで電源ポート用基板を不要にし、筐体の奥行きの長さを抑えている。

 ちなみに、同社によればこの方式は実用新案権を取得済みという。

 筐体サイズは幅150×高さ86×奥行き140mm。冷却ファンは120mmサイズで、回転数/最大ノイズレベルは500Wモデルが700~1,550rpm/28.9dB、400Wモデルが700~1,400rpm/27.3dB。PCI Express電源コネクタは8ピンタイプ(6ピン/2ピンに分割可)を備え、500Wモデルでは6ピンコネクタがもう1基使用できる。


□CoRE PoWERセミプラグイン(サイズ)
http://www.scythe.co.jp/power/corepower-p.html
□関連記事
【2007年7月28日】「セミプラグイン」のATX電源が近日発売、奥行き短縮
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070728/etc_scythe2.html

 (サイズ CoRE PoWERシリーズ)

[撮影協力:ツクモ ケース王国テクノハウス東映]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
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