「Serial ATA対応のスマートケーブル」をうたう初の製品が親和産業から発売された。ラインナップはコネクタと長さの違いで20種類、価格は700~1,100円程度(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
この製品は、Serial ATAの信号部分を筒状にまとめ、配線しやすくしたというラウンドタイプの信号ケーブル。きしめんのような平型だったSerial ATAケーブルが比較的やわらかな筒状になったため、取り回しがしやすくなり、ひねったりねじったりといった配線手法もやりやすくなっている。また、ケーブルの周囲がシールド材で囲まれているため、ノイズにも強くなったとされている。
こうした製品はパラレルIDEでは一般的だが、Serial ATAではこれが初。パラレルIDEよりも配線が楽になったSerial ATAだが、こうした製品を利用することで、さらに配線作業が楽になりそうだ。
ラインナップの詳細は、長さが20cm/30cm/50cm/70cm/1mの5種類で、それぞれコネクタ部分のラッチの有無と、コネクタタイプの組み合わせ(標準タイプ - 標準タイプ/標準タイプ - L字型)で都合20種類が用意されている。
□親和産業
http://www.shinwa-sangyo.jp/
| (親和産業 シリアルATAスマートケーブル) |
[撮影協力:TSUKUMO eX.とパソコンショップ アークと高速電脳]