ビデオカード裏面に取り付けるユニークなビデオカード用補助クーラー 基板裏面のGPUの位置に装着し、表面のクーラーと併用してビデオカードの冷却を行なう、という製品で、クーラー自体は冷却ヘッドとフィンをL字型のヒートパイプで繋げた形状。Thermalrightの性能テストによれば、GeForce 8800 GTX搭載カードに装着した場合、未装着時よりもアイドル時で2℃、負荷時で5℃温度を下げられるという。 なお、HR-11を装着したビデオカードを普通のマザーボードに取り付けると、フィンがCPUソケット側に張り出す形になるので、物理的な干渉には注意が必要。SLIやCrossFireなどでビデオカードを2枚使用する場合は、カード毎に冷却ヘッドを装着する向きを変えることで互いのフィンが干渉せずに済むという。装着例の画像はThermalrightのWebサイトで見ることができる。取り付けはネジ止めで行う仕組み。 本体はサイズが124.5×98×104mm、重量約150g。GPUはGeForce 7800/7900/7950/8600 GTS/8800シリーズ、Radeon X1800/X1900/X1950/HD 2900シリーズに対応する(Radeon X1950 Pro/HD 2400/HD 2600には非対応)。付属品はグリス(冷却ヘッドに塗布済み)、英語マニュアル。
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとBLESS 秋葉原本店]
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