IEEE 802.11n準拠の無線LAN機能を備えたASUSのX38+ICH9R搭載マザーボード。IEEE 802.11n無線LANを標準搭載するマザーボードはこれが初。 無線LAN機能は別基板で基板に装着されており、利用する際には付属の外付けアンテナ(2個)をI/Oポートのアンテナコネクタに接続する。帯域幅は40MHzで、最大データ転送速度は300Mbps。対応周波数は2.4GHz帯。 このほか、PCの電源をONにしてから5秒でLinuxが起動できるという独自機能「Express Gate」を備える点も特徴。Linux上のアプリケーションとしてはWebブラウザとSkypeを搭載し、これらがすぐに利用できるという特徴を持つ。なお、この機能は製品情報などに明記されていないが、基板上の拡張スロット付近には、これらのOSやアプリケーションを記録したUSBメモリと見られるパーツが装着されている。 また、システムの負荷状態に応じてCPUへの供給電力量を自動的に調節することで、消費電力を抑えるという独自機能「EPU(Energy Processing Unit)」も装備。さらに、オーバークロックによりFSB 1,600MHz、DDR3 1800/1600を独自にサポートしている。 スロット数はPCI Express x16×3(x16モード2基、x4/x1モード1基、CrossFire対応)、PCI Express x1×2、PCI×2、DIMM×4(DDR3 1800/1600/1333/1066/800、最大8GB)。主な搭載機能はIEEE 802.11n準拠無線LAN(ソフトウェアによるアクセスポイント機能装備)、Gigabit Ethernet(2ポート)、Serial ATA(内部6ポート/外部2ポート、RAID 0/1/0+1/5/JBOD対応)、パラレルATA(1ポート、Ultra ATA/133)、IEEE 1394、8チャネルサウンド。 □関連記事 【2007年11月3日】ASUS P5E3 DELUXE(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20071103/ni_i_ml.html#p5e3d
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]
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